運命の男性とそうじゃない男性の場合を見分ける方法に、匂いがある。
その男性の体臭が気にならない場合は運命の人、悪臭としか思えない人は運命の男性ではないということ。
私はまさしくこの現象を目の当たりにしたことがあった。
悪臭を放っていた運命の人ではない男性達
私は何度か特定の男性から放たれる匂いが悪臭にしか感じない体験をしたことがある。
近くにいる人たちに「悪臭がする」と言っても誰も信じてくれなくて、それどころか「全然臭わない。」と言われたのだ。
私は独身で結婚したいと思っているので、運命の男性ではないよーと本能が教えてくれていたのかな、と思っている。
友人にも話したところ、
「苦手な体臭の男性は絶対に運命の人じゃない!」
と言われたので、やっぱりそうだった。
と思ったのであった。
そしてこれを実証するかのような調査結果もある。
異性の家族の匂いが臭いわけ
思春期になると、父親の匂いが臭い、と思った経験がある女性って多いと思う。
父親以外にも兄や弟も臭くて、彼らの部屋は悪臭のたまり場としか思えないくらい。
実験結果その1
ウェイン州立大学の研究チームによると、他人の匂いより家族の匂いの方が臭い、という調査結果になった。
この調査は、25組の家族を対象に、3日間着用したTシャツの匂いをかいで判断したものだ。
この結果から、家族の体臭が臭いわけは、近親相姦を避けるためである。
という分析に至ったそうだ。
実験結果その2
スイスの動物学者ヴェーデキント博士は、44人の男性にTシャツを2日間着用してもらい、そのTシャツの匂いを49人の女性に嗅いでもらう実験をおこなった。
その結果、好みの匂いは遺伝子が遠い相手であり、嫌いな匂いは遺伝子が近い相手であることがわかった。
この実験からも、近親相姦を避け、より強い子孫を残せるための選別に臭いが作用されていることがわかる。
動物たちが匂いを嗅ぎ合っている場面を見かけることがあるが、私達もおなじ動物であることを考えると納得である。
匂いは親から子へと遺伝子で受け継がれているため、家族の匂いが臭いと思うのも近親相姦を避けて強い遺伝子を求めるからなのだと理解できる。
私だけにしかわからない悪臭
姿がないのに、強烈な匂いを放つ男性がいたため、同僚に
「匂い、すごいですよね?」
と聞いたところ、
「まったく臭わない」
と言われたことがあった。
その後、私が運命の男性ではない、とはっきりと認識したとたん、その臭いは1000分の1くらいの匂いへとおさまった。という不思議なことがあった。
アラカン男
職場にアラカン(60才前後)の独身男性がいる。
職場は9:1の割合で男性が多く、私が所属する部署の女性は私以外みなさん既婚者である。
独身は私一人だけ。
だからなのか、そのアラカン独身男性に狙われたようだった。
結婚願望があるけれど未だ独身だとか。。。
その男性の匂いが強烈で、姿がなくても匂いが漂っていたほどだ。
その人が立ち寄った場所で匂いが残っているので、さっきまでここに居たな、とわかるほとだった。
まるで発情期の動物のオスがフェロモンを全開にしてマーキングしているのかと思うほど強烈だった。
ところが、、、同僚に「あの人、匂いがすごいですよね?」と話しても、「自分にはまったく匂いを感じない。わからない。」とのことだった。
姿がないのにあんなに強烈に臭っているのに、どうしてわからないのだろう?と不思議で仕方なかった。
アラフォー男
アラフォー男性からも私の苦手な匂いが放っていた。
上述のアラカン男性の年齢では体臭が強烈でもわかるが、アラフォーでも強烈な匂いを放つのが不思議だった。
ちなみに、同じ悪臭でも二人の体臭はまったくちがっていた。
匂いは運命の人を教えてくれる
不思議なことに、「彼らは私の運命の男性ではない。」とはっきりと認識したときから、彼らからかつての悪臭は漂わなくなった。
もちろん、今でも体臭は臭うし、私の好きな匂いではないが、以前に比べ得たら1000分の1くらいの匂いへと落ち着いた。
私の運命の人は彼らではないよ~と教えてくれたとしか思えなかった。
香水をつけていても運命の相手なのかわかる?
40歳を過ぎると、男女とも加齢臭が出てくると言われているが、特に男性は匂いが強くなる。
お洒落さんには見えないけれど、香水をつけている男性のほとんどは既婚者である。
奥さんに指摘されるのかな。
奥さんに指摘されて香水を付けているって、夫婦関係が良好な証拠。
だから、そのような男性に会うと、夫婦仲がいいんだな、いいことだなーと思う。
今日、書留郵便を配達してくれた男性からもホワイトムスクの香りがした。
ここで問題が…、香水をつけていたら運命の男性か判断できないのでは?
この点も問題ないと思っている。
香水をつけていても本能は教えてくれるはずだ。
香水はその人の体臭と混ざりあって匂いを放つので、同じ香水を付けていても人によって匂いがちがうから。
もし、上述したアラカン男性が香水をつけたとしても、悪臭と混ざりあって、「この人は運命の男性ではないよ~。運命の男性は他の人だよ!」と教えてくれるにちがいない。
まとめ
運命の男性は匂いが教えてくれる。
もし、相手の体臭が気にならないようであれば、その男性は運命の相手である確率が高い。
もし、悪臭としか感じなければ100%運命の相手ではない。
そのような相手が近寄ってきても、アプローチされてもお付き合いをする必要はない。
寂しさを埋めるためにお付き合いするなんて時間のムダでもあるし、寂しさでお付き合いをしても楽しい恋愛関係にはならないしね。
人間にとって五感は大切なものである。
五感とは、「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」のことで、私たちは日々、これらの感性を受けて生きている。
体臭が苦手な相手と生活を共にするなんて罰ゲームに参加するようなものだ。
幸せになるために、私たちの身体は五感を通してちゃんと教えて導いてくれているのだ。