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今年の流行語大賞は「神ってる」だけど、私はこの言葉を一度も聞いたことがないし、周りで使う人もいません。
それよりも私が今年になって初めて知った言葉があります。それは、ミニマリストとリア充です。
ミニマリストとリア充
知らない言葉の存在を知ったとき、例えば、神ってるを知ったときは
「へー、周りで誰も使ってないけど。」
と思った程度でしたが、ミニマリストとリア充はとても興味深くて結構衝撃的でした。
この二つの言葉も私の周りでは使う人はおらず、20代やアラサーでも使っている人はいなくて、ネットで知りました。
ノマドワーカーの20代や30代の知人たちも使っていませんので、流行語に選ばれるほど知名度はまだないのかもしれません。
究極のミニマリストは?
ミニマリストの意味はすぐにわかったのですが、リア充の意味がなかなかピンとこなくて、現実が充実しているってことなのね、と理解するにいたりました。
ミニマリストはちょっと前まで大流行した断捨離と同じ意味で、必要最小限の生活必需品で暮らす人々のことなのですよね。
断捨離がエスカレートしたみたいだと思いました。
人によってミニマリスト度がちがうようで、コートは1枚しかもたない、リビングにはTVがポツンとあるのみで、体育座りをして見るとか、、、タレントの島崎和歌子さんが、どんどん捨ててその状況で暮らしていると仰っているのを聞いて、えっ~!?と思ったのですよね。
ミニマリスト追求者ですね。
行きつく先は、寅さんやスナフキンでしょうか!?
女性は寅さんやスナフキンのように、トランクやザック一つに必需品を納めるのはきびしいし、そこまではしたくないな、と思います。
コートって、お洋服やTPOやお天気によって選ぶものだと思っている私には、コートが1枚だなんて考えられません。
島崎和歌子さんは結婚したいようなことを仰っていたと思うのですが、女性は倹約程度ならポジティブにとられますが、ミニマリスト追求者の女性はマイナスの印象になるのではないかと思います。
ミレニアル世代
ミニマリストやリア充に憧れている人たちはミレニアル(新千年紀)世代の20代とアラサーが多いそうで、倹約や節約はかっこいいと思っていて、消費よりも貯金をする傾向が強いそうで、ミレニアル感がぴったりですね。
私はあまり物欲が強くない方なので、昔からミレニアル寄りです。
友人たちとショッピングに行っても、私だけなにも買わないので、
「いい加減何か買ったら?」
と促されたものでした。
そんな友人たちに、
「ブランド品をもっていても、そのうち価値を感じない時代になるよ。」
と言ったものでした。
というのも、数十万円もするヴィトンのバッグを重たそうに抱えて歩いている友人は、どう見ても、24回払いのローンで買ったようにしか見えなかったし、6万円もするブランド品の傘を買おうとする別の友人には「傘立てに置いて盗まれても平気な人が買うものだよ。」とおせっかいなことを言い、友人は購入するのをやめたほどでした。
まだ、断捨離の言葉が流行るずっと前のことでした。だんだんそんな時代になってきたな、と思っています。
昭和と平成時代のちがい
日本は戦争で負けてから、復興するためと裕福なアメリカに憧れていたからか、昭和の時代は、買うことに幸せや満足感をもっていたように思います。
テレビや電話を買っただけでハッピーな時代だったようです。
我が家も電話をつけたぞー、と家族で大喜びしたり、あそこの家は電話をつけたんですって、家もほしいわーとご近所さんが言ったり、そんな時代だったんですよね。
だけど、今では電話じゃなくてスマホ時代です。
スマホを買ったくらいで家族中で大喜びなんてしないですよね。
スマホ世代の人にとって、家電しかない時代はまるでコントのようで、私も笑ってしまったことがありました。
「スマホがないなんて、待ち合わせのときにどうするんですか?」
「電話番号を暗記していたなんて信じらない。」
スマホ世代にとってはまるでお笑いの世界です。
時代はシフトしたのだと痛感します。
エルメスが大好きなミニマリスト
ミニマリストは極限まで持ち物を持たないタイプだと思っていたのですが、エルメスが大好きだったり、ファーストクラスや高級ホテルが好きなミニマリストがいることを知って、物を持たないだけじゃなくて、自分が価値を感じる物だけを持つことをミニマリストというのだと知りました。
お金の未来の価値は
ミレニアム世代は、節約や倹約をして貯金をするそうですが、貯金については将来どのようになるか、を考えておいた方がいいと思います。
お金の価値が変わる可能性も大ですからね。
最後に
自分が必要なもの、納得する物、好きな物に囲まれて暮らす、そして心が満たされていればリア充なのでは?
だからミニマリストとリア充はセットなのです。