出典:公式サイト
映画、『君の名は。』はラブストーリーの映画ではなく、もっと壮大なストーリーでした。
上映終了間近になってやっと観にいくことができたので、「今さら?」と思われるかもしれませんが、この映画は日記に書き示しておきたいと思いました。
それはツインレイストリーだったからです。
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『君の名は。』とツインレイ
トレーラーを見ることなく、遠く離れて暮らす見ず知らずの高校生の男女の中身が入れ替わる。
という情報だけで、いざ映画館へ。
すぐに、これはツインレイのストーリーだと気がつきました。
『星を追う子ども』で新海映画のファンになったので、新作がツインレイストーリーだとわかりとても納得しました。
というのも、『星を追う子ども』にはアガルタが出てきましたからね。
ツインレイについても、そのうち日記に書こうと思っていたので、ちょういどいいタイミングとなりました。
『君の名は。』には、ツインレイについての情報がたくさん盛り込まれています。
ツインレイについて知っている人は、すぐにピンとくる作りとなっています。
映画を観終わったあとでトレーラーを見たら、これだけでツインレイストーリーだと一目瞭然でした。
まず、この映画をラブストーリーだと思って観ると物足りなくなります。
どこでお互いに好きになったの?
と考える人も出てくるわけです。
SFちっくだし、映像がキレイだからヒットしたんだね、と思う人もいます。
この映画が大ヒットした理由は、私たちが主人公の瀧であり、三葉だから。
彼らのように、なぜかわからないけど、誰かを探している人たちがこの映画に引き寄せられるように映画館へ足を運んだのだと思います。
インドには、インドに呼ばれないと訪れることができない、という神話がありますが、この映画も同じだと思いました。
現に、私の周りにも、観ようと思ったけど、時間が合わなくて行かなかった、飛行機の中で観るつもりが寝てしまった人たちがいます。
ツインレイについてまったく知らない人でも、この映画を観たことに意味があるのだと思います。
ツインレイっていったいなんのこと?
と思われる方もいらっしゃるはずなので、簡単にツインレイについて触れて、その後に、私の個人的解釈の『君の名は。』について語ることにします。
新海監督は、インタビューでこのようにコメントされていました。
これはまさにツインレイのことですね。
監督はご自分にとっての三葉と出会われたのですね。
「若い人たちは、
今の生活や、
今の恋愛が最高(人生のピーク)だ
と考えている人もいるかもしれない。
でも、この先、
自分の人生に
もっともっと大きな影響を与える
大切な人に出会うかもしれない、
そう感じて欲しい。
僕はそういう人に出会ったから。」
ツインレイとは?
私たちは、もともと一つの魂です。
その中から枝葉に分かれているのですが、その一滴がこの世に生れ落ちるとき、一滴から二滴へと分かれて人間として生まれます。
ほんどが男と女として生まれます。
その時に、
「必ず会おうね!」
と硬い約束をします。
私たちはもともと一滴だったので、離ればなれになりたくはありません。
映画の挿入歌の『なんでもないや』でこの時の気持ちが唄われています。
なぜ二人の人間に分かれて生れ落ちるのかというと、一人より二人の方が2倍学ぶことができるからです。
私たち魂は常に向上することを目的としています。
それはどうしてか?
その先には何があるのかについては、ここでは割愛します。
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二人の人間として生れ落ち、まったく異なる経験をします。
暮らしている環境もちがいます。
学ぶことが目的なので、まったく異なる環境で過ごすことで多くを体験することができるからです。
何度も転生を繰り返し、やっと再開します。
人間に生まれた時点で、過去の記憶はありません。
そんな相手がいたこと、その相手は自分の魂の片割れなどとも気がつきません。
だけど何か気になるのです。
ツインレイは恋愛を超えた関係です。
好きとか嫌いとか、そのような相手ではないのです。
ツインレイに出会う人は、
- 死にそうなくらいの大病をしたり
- 家庭環境が複雑だったり
- 孤独な環境で育ったり
- 苦労をした人たち
つまりおおくの経験をして乗り越えた人たちです。
ツインレイは真逆の性格をしていたり考え方がちがうので、人生でかなりの学びをした人じゃないと自分と真逆の相手を受け入れることができません。
また相手は自分自身ですから、自分のことを嫌いなのに、相手を受け入れることなんてできる状態ではありません。
そして二人にはミッションが待っています。
『君の名は。』とツインレイを絡めて考察
ツインレイのほとんどは男と女に分かれて生まれるとおり、瀧と三葉は男の子と女の子です。
二人の顔がそっくり
瀧と三葉は、髪型とまつ毛以外、そっくりです。
ツインレイは、外見上、どこか似たところをもっています。
指や爪の形etc。
この映画では、わかりやすく顔になっています。
瀧と三葉の環境
ツインレイはまったく異なった環境で生まれ育ちます。
瀧は東京、三葉はカフェもない美しい大自然に囲まれて暮らしています。
ツインレイは大変過酷な人生を歩みます。
それは学びのため、魂の向上のためです。
瀧も三葉も母親がいません。
瀧は朝食を父親と交代で作っているし、その父親は仕事一筋という子煩悩ではなさそうなキャラ設定です。
三葉は母を亡くし、婿に入っていた父親は家を出ていき、祖母と妹の3人暮らしです。
三葉の父親も良き父親というキャラではありません。
三葉はクラスメイトからちょっとしたいじめにもあっています。
三葉が巫女
三葉の家は神社を守る女系家族で巫女さんです。
女性の方が霊感力が強く片割れのツインレイに気付きやすいです。
それに比べて男性は霊感やスピリチュアルなことにはまったく興味のない人がおおいです。
映画では、三葉は巫女でもあり、霊感がある設定になっています。
三葉が瀧に会いに東京へ行ったとき、電車の中で瀧に「ダレ?」と言われてしまいます。
このシーンでは、瀧はまだ三葉に出会っていなかったから、という設定ですが、女性は霊感力があるので気がつくけど男性は気がつかないことと、男性から声を掛けるのがツインレイですので、女性から声をかけても相手は気がつかないというこれら二つのことも表しています。
それでも瀧は目の前から立ち去る三葉に無意識から声をかけ、三葉も無意識から髪を結わいていた赤い紐を瀧へ投げ渡し、瀧は手首に巻き付けます。
冒頭から瀧はこの赤い紐を手首に巻いていたのですが、このシーンでその謎は解けました。
この紐は最後の方のシーンで瀧から三葉へと返されます。
その後、成人した二人が再会したとき、三葉は髪の毛にこの紐をつけていました。
まるで運命の赤い糸のようです。
夢の中で出会う
ツインレイは無意識で繋がっています。
夢の中は無意識の世界です。
瀧と三葉はまず夢で出会います。
三葉の祖母が夢を見ていたね、というシーンがありました。
へその緒を切られて記憶がなくなる
へその緒を切ると記憶が薄れていくシーンがあります。
相手の存在や名前も忘れてしまいます。
必ず再会しようと固い約束をしたことも忘れてしまいます。
ここではそれを表しています。
最近では、ツインレイという言葉も知られてくるようになり、自分にも生まれて来る前に再会を約束した自分の片割れがいることに気がつく人が増えてきました。
『君の名は。』が大ヒットした理由の一つは、ツインレイに出会う時代が訪れたことを意味していると思われます。
瀧と三葉の体の入れ替わりの意味
前世の生まれ変わりも表現しているのではないかと思われます。
元に戻ると記憶がないのは、前世での記憶がないことを意味しています。
また、入れ替わること、その時に日記をつけています、、、すなわちお互いに隠し事が不可能になります。
ツインレイの関係はすべてをさらけ出し合います。
そこが、通常の恋愛とはちがうところです。
イイところだけ見せ合う、繕い合うとう関係を超越しているのです。
実際に、自分のすべてをさらけ出しても、イイところもカッコ悪いところもすべて受け入れてくれ相手がいるって幸せなことではないでしょうか。
また、男性性と女性性の意識が開花したことも示唆しています。
瀧は体は男、三葉と入れ替わることで心は女になる。
三葉はその逆。私たちは男性性と女性性をもっています。
女性は自分の女性性がキライで男性性の方が強かったり、男性はたくましいのが当然だと思い、男性の繊細さや弱さをカッコ悪いからと受け入れない女性もいます。
男性は常に強くいなきゃいけない、弱さを見せてはいけないと思い込んでいる人もいます。
おおくの人は、自分自身を認めなかったり、固定概念で固めた理想の相手を求めていたりしているものです。
通常の恋愛は好きから始まりますが、ツインレイの場合はちがいます。
瀧と三葉もそうでした。
だから『君の名は。』に恋愛ストーリーを求めると物足りなく感じるのです。
ツインレイの場合は元々一滴の魂なので、相手は自分です。
自分で自分のことが大好きな人は少ないものです。
だから、自分の片割れであるツインレイに出会うと、好きという恋愛感情にはならないのです。
男は頼りがいがあって当然だと思っている女性は、相手の女々しいところが目につきます。
男性の中の女性性を受け入れることができないのです。
すなわち、相手は自分の片割れですから、自分の中の女性性がキライ、ということは、自分のことがキライなわけです。
瀧と三葉は体が入れかわることで相手のイヤな部分もすべてを知り、やがて受け入れるようになります。
相手のイヤだな、と思う部分は自分自身のイヤなところなのです。
それをイヤというくらい見せつけられます。
それを受け入れたとき、自分自身のことが好きになります。
そんなイヤな相手なら去ればいいのに、と思うのは通常の恋愛です。
ツインレイの場合は、タイプでもないし、異性として魅力も感じないし、付き合い始めるとイヤな部分が見えますが、同時に懐かしくもあり、何でも言い合えるという今まで体験したことのない関係なのです。
やがて離れられなくなります。
ですが、ここまでくるのに葛藤があります。
特に男性側におこります。
強くなければ、とプライドがあるのと同時に男性は繊細な心を持っています。
過去世で離ればなれになってしまった女性と再び離ればなれになることが怖いからです。
目の前に自分の片割れのツインレイが現れても、怖くて一歩を踏み出せません。
ですが、その女性のことが気になって仕方がないのです。
男性はその葛藤を乗り越え、女性は男性が乗り越えるのを待ち続けます。
それらのシーンが上手に描かれていて、新海監督のワザと才能に惚れ惚れしました。
また、女性性と男性性を受けれて自分を好きになるとモテはじめます。
瀧も三葉もそうでした。
自然にあふれ出る涙
突然、ポロポロと涙を流すシーンがあります。
それは魂の浄化を意味しています。
悲しくて泣くわけではないのです。
魂の浄化がすすむと涙になって外へ溢れ出ます。
この映画を観て、涙があふれ出たり号泣する人もいたそうですが、この映画を観ることで魂が浄化されているのです。
どんどん涙を流していただきたいです。
父親に三葉じゃないと言われた意味
変容をした意味。
魂の浄化がすすむと変化がはじまり、やがて変容します。
スピリチュアルな人たちの間では、蝶にたとえて、さなぎから蝶に変わることを変容と表現することもあります。
3年のタイムラグが意味すること
瀧と三葉には3年のタイムラグがあり、会うことができません。
これは、別世界に住んでいるため、たとえ同じ時代に生きていたとしても出会えないことを意味しています。
ですが二人は出会うことができます。
なぜ出会えたのでしょうか?
瀧の行動力はなにかに突き動かされたかのようでした。
就活で内定をもらえなくて、うかない顔をしている瀧とは別人のようでした。
瀧を突き動かしたのは『愛』でした。
ミッション
ツインレイにはミッションがあります。
出会ってハッピーエンドではないのです。
このミッションは自分たち以外にも影響を与えます。
二人は三葉の地元住民の命を救いました。
ツインレイは外見に惹かれない
外見に惹かれて恋愛をするパターンがおおいと思いますが、瀧も三葉も外見に惹かれていたわけではありませんでした。
ツインレイは、見た目はまったくタイプじゃない異性なのに、なぜか気になるものなのです。
だって相手は自分の片割れですから。
成人してからの二人はごくごく普通で、とびきりのイケメンと美女には見えませんでした。
これも新海監督があえてそうしたのだと思われます。
奥寺先輩
瀧に好意をもっていた男子の憧れの美人の奥寺先輩は、ツインレイではない男性と結婚しました。
曲の歌詞もツインレイ
登場する曲は4曲です。
歌詞がツインレイなわけですが、その理由がわかりました。
新海監督は作詞作曲を依頼したバンドRADWINMPS(ラッドウィンプス)の野田洋次郎さんに台本を読んでもらい、何度も作り直してもらったと語っていました。
だからでしょうね、歌詞も曲もこの映画に完璧です。
- 夢灯籠(ゆめとうろう)
- 前前前世
- スパークル
- なんでもないや
特にツインレイだと感じる部分のみ抜粋しておきます。
夢灯籠(ゆめとうろう)
このまま僕たちの声が
世界の端っこまで消えることなく
届いたりしたらいいのにな
消えることのない約束を
5次元にからかわれて
それでも君をみるよ
また「はじめまして」の合図を
決めよう
君の名を 今追いかけるよ
前前前世
やっと眼を覚ましたかい
それなのになぜ眼も合わせやしないんだい?
「遅いよ」と怒る君
これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ
遙か昔から知る
その声に君の前前前世から
僕は 君を探しはじめたよ
君が全然全部いなくなって
チリヂリになったって
もう迷わない
また1から探し始めるさ
何億、何光年分の物語を語りにきたんだよ
銀河何個分かの果てに出逢えた
その手を離さずに どう握ったならいい?
スパークル
まだこの世界は
僕を飼いならしたいみたいだ
辞書にある言葉で
出来上がった世界を憎んだ
ついに時はきた
昨日までは序章の序章で
いつか消えてなくなる
君のすべてを
この眼に焼き付けておくことは
もう権利なんかじゃない
義務だと思うんだ
なんでもないや
もう少しだけでいい
あと少しだけでいい
もう少しだけでいいから
もう少しだけでいい
あと少しだけでいい
もう少しだけ くっついていようか
はぐれっこはもういやなんだ
離したりしないよ
二度と離しはしないよ
やっとこの手が 君に追いついたんだよ
いつもは尖ってた父の言葉が
今日は暖かく感じました
嬉しくて泣くのは
悲しくて笑うのは
僕の心が 僕を追い越したんだよ
最後に
長文になりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
三葉の祖母のセリフやふすまやドアの開くシーンなど、まだまだありますが1回して観ていないのと文字数の関係でこの辺で最後とします。
ここまでお読みくださったということは、ツインレイにご興味がおありの方だと思います。
私たちには自分の片割れがいるのです。
私は7年前にツインレイという言葉を知りました。
最初は疑っていましたが、やっぱりいるのだと信じています。
ツインレイに出会う前に偽ツインレイに出会うことがあります。
偽ツインレイでも強烈な印象と神業のシンクロ(俗にいうシンクロを超えています。)が起こります。
瀧と三葉のように通常では出会わないようなお互い別世界に住んでいます。
『君の名は。』では東京と岐阜という物理的な距離と3年のタイムラグで表現されていました。
そんな別世界に暮らしていた二人が再会できたのは、なぜだかわからないけど惹かれる『何か』と『愛』の力でした。
瀧は、無心にスケッチをしてその場所を探しに行きます。
そしてとてつもない愛の力で三葉を救おうとします。
なぜだかわからないけど惹かれる『何か』は、スパークルにある歌詞「辞書にある言葉で出来上がった世界」で生きているとその『何か』に気がつかないのです。
自分自身の人生を生き始めると『何か』に気づきやすくなります。
ミニマリストが流行っていることともリンクしています。
今までは世間の価値観で生きてきましたが、今の時代は、個々人が各々の価値観を持って生きる人が増えてきました。
これからツインレイと出会う人たちが増えてくるのだと思います。
『何か』に気づき始めている人たちや、すでにツインレイに出会っている人たちがこの映画に惹かれて大ヒットになりました。
私の暮らす最寄の映画館では、大ヒットしてから上映するようになりました。
それほどヒットすると思われていなかったのかもしれません。
辞書にある言葉で出来上がった世界に住む人たちには、予測することができなかったのです。
一方の観客は、年齢に関係なく、おおくの人たちがこの映画に惹かれたのです。
ストーリーも映像も歌詞も曲も声優さんたちのチョイスも、すべてが完璧な素晴らしい映画でした。
ツインレイに出会いたくて、生活が自分の魂の片割れ探しになっている人もいます。
ですが、それよりも、自分のやるべき『今』に集中することです。
見つけて声を掛けるのは男性です。
女性は見つけてもらうために、自分の女性性を認めることがカギとなります。
なぜなら、男性は霊感力が低いため、女性の容姿や雰囲気に惹かれてしまうからです。
女性は女性性が開花すると輝き出しより美しくなります。
その美しさと見えないエネルギーに惹かれて相手が見つけてくれます。
そして二人はベストなタイミングで出会うのです。
ツインレイって夢物語みたい、、、と思う方もいるでしょう。
スピリチュアルにどっぷりと浸かっていた知人にさえ、
「ツインレイだなんて、随分ロマンチックなのね。」
と言われたことがあるくらいですから。
信じるか信じないかは個人の自由です。
瀧は自分を信じて三葉と出会えました。
最後まで読んでくださりありがとうございました!ここまで読まれたあなたは、ツインレイが気になっているはずですよね。君の名は。を何度も見てみてください。
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