ゴールデンウィークが終わりましたね。
連休、特にゴールデンウィークのような
大型連休の前後に必ず聞かれることってありませんか?
他人の連休が気になる人々
私は今年も聞かれました。
恒例の
「お休みのご予定は?」
「何してた?」
毎年、このように聞いてくる人が数人います。
相手が独身で年齢が近い異性の場合、
もしやデートのお誘いかしら?
の可能性もあるのかもしれませんが、
私の場合は、そのような気配もなく、
この人は3パターンの中のあのパターンだな、
と思います。
相手の連休の予定を聞いてくる人には
3種類のパターンがある、
と私は思っているからです。
その1|ただの会話
一つ目は、ただの会話です。
社交辞令もこの中に入ります。
偶然エレベーターやトイレで一緒に
なった上司や同僚から
「連休はどこか行くの?」
と言われるパターンです。
相手も私のプライベートになんて
興味はないけど、偶然会ってしまって
会話しないのもちょっとあれだし、
なんてことで聞いてくるパターンです。
挨拶のようなものです。
その2|自分の予定を話したい
2つ目は、相手に質問しているのですが、
本心では、自分に聞いてもらいたいから、
自分から相手へ聞くパターンです。
自分から、
「今年のゴールデンウィークは
○○に行くんです。」
と言いたくて仕方がないけど、
相手から聞いて欲しい人。
このタイプの人は、
自分のことを話したいので、
聞かれたら必ず同じように聞き返します。
もし、私も予定があったとしても
自分のことは短く伝えて、
相手の話をたっぷりと聞きます。
「私は旅行へ行くんだけど、
あなたは?」
という具合です。
ここで相手が
「どこへ行くの?」
と聞いてくれば答えますが、
場合によっては、
即、自分のことを話し出す人もいます。
そんなとき、
やっぱりこの人、
自分の話を聞いてほしかったんだなー
と思って黙々と話を聞きます。
話し終ると
自分ばかり喋ってしまって
申し訳ないと思うのか、
「それで、あなたはどこへ行くの?」
と聞いてくる人もいます。
話しを聞いてくれた相手に気を使って
聞いてくるのですが、
このタイプの人は、
人の話を聞くよりも
自分が話したい方なので、
この時も手短に話て終わりにします。
その3|不安
3つ目は、淋しい人です。
大型連休の間に平日が入っていると
その日に有給を取ったり、
連休の前後に有給をつけて、
さらに長期休暇にする人もいますよね。
地方都市でもそうだと思いますが、
大型連休中の東京の朝は人が少なく
いつもの通勤ラッシュから解放されます。
私は、「人が少なくてラッキー。」
だと思うのですが、
なんと、「淋しい。」と思う人がいるのです。
「みんなが仕事を休んでいるのに、
どうして自分は仕事なんだろう。。」
「すごく淋しい。」
「だったら、
有給を取ればいいんじゃない?」
「いや、そういう意味じゃなくて。。」
このタイプの人は、
心から楽しむことが苦手なようです。
旅行のとらえ方も違います。
心から楽しむ人は、
旅行が楽しくて楽しみます。
ですが、3番目のタイプの人は
旅行そのものを楽しむのではなくて、
旅行へ行く、というイベントをすることで
自分も楽しいことをしている。
という感覚。
人によって『旅行をする』
という意味のとらえ方が違うんです。
そして、他の人が
どのような連休の過ごし方をするのか
気になるのもこの3つ目のパターンの人たちです。
この方達が一番安心する返事は、
「なにも予定がない。」
「家にいるつもり。」
など、世間的に楽しいイベント
をする予定がないお返事。
「相手も特に用事がないんだ。」
と安心する一方で
予定がないのに、
どうして淋しくないんだろう?
どうして平然としてられるのだろう?
と心の中で思っていたりするのです。
つまり、不安なので、
他人と比べることで安心を求めようとする傾向があります。
まとめ
「連休の予定は?」
と聞いてくる人のタイプには3パターン
あるというお話しでした。
挨拶のような日常会話として
聞いてくる人。
自分の予定を聞いて欲しくて
話しかけてくる人。
この場合は、
相手は話をしたくて
うずうずしているので、
自分のことは短く伝えて
聞き手にまわります。
最後は、
自分の中に不安があるので、相手の予定を聞いてくる人です。
相手の予定を聞くことで、
不安を取り除こうとする傾向にあります。
「連休の予定は?」
と同じ言葉の中にも
意味が違うんですよね。
私達は、自分の気持ちを
すべて言葉に表さないものです。
そして、番外編として、
異性の場合、デートのお誘いの可能性もありです。
この場合は、まさにすべてを言葉にしないですよね。
行間を読めるようになると
人間関係もスムーズになります。