「この人に彼がいないとは?」
と周りからは彼がいて当然に見えるのに、まったくご縁がない女性がいる。
背格好も中肉中背、薄化粧でコンサバな洋服に身をつつみ、人柄も良く、いつも微笑んでいる女性。
結婚コンサルタントに相談しても、婚活メイクアドバイザーやファッションアドバイザーに相談しても、どこも指摘するところがない女性。
相手への理想が高いわけでもない。
だけど、まったく彼がいない、できない女性。
極々稀にいるんだよね、このような女性が。
周囲からは、彼がいて当然、結婚していて当然だと思われるから、
スルーされちゃう。
そのような女性には恋愛マニュアルは必要ない。
問題はもっとちがうところにあったりすから。
応援したい女性
洋服を変えたり、髪型を変えたりしてイメチェンで恋が成就できたり、ちまたにあふれている婚活マニュアルで結婚できる人は幸せだ。
- パンツばかりはいていたのをスカートに変えました。
- 黒やグレーばかり着ていたけどピンクを着るようになりました。
- 髪の毛を切りました。
- カラーリングをやめて地毛へ戻しました。
- メガネをやめてコンタクトにしました。
- 人とお話しする時は笑顔で接するようにしました。
- ダイエット中だったけど、断らずお菓子を受け取るようにしました。
- 行きたくない飲み会に誘われたけど、断る前にお誘いありがとうと加えました。
- お見合いの席で、男性ウケしそうな言葉を使いました。
- 女同士でつるまないようにしました。
- 理想を条件で固めるのはやめました。
- 完璧を求めるのをやめました。
- ネガティブな言葉を使わないようにしました。
- 自分からアプローチするのをやめました。等々。
これらで成就する人は幸せ。
外見からもお話をしても、彼がいても当然だと思える女性なのにまったく男性とご縁がない場合、もっとちがうところにネックとなっていることがあるのかもしれない、と疑ってみた方がいい。
「男性と縁がない」ネックになっているもの
- 彼が欲しい、結婚したいと思っているけど、心の底ではしたくないと思っている。
- 母親との関係。
1.の場合は、世間体を気にしていたりして自分もそうなりたい、と思っていることがある。
この場合は、本心では彼がほしかったり結婚したくないのだから、無理に婚活などに励むことはない。
それに気がつけば、他人の夢を追うよりも自分の夢に集中できるようになる。
問題なのは、2.の場合だ。
自分の人生より親を選ぶ女性
独身の知人女性A子さんは、父親を亡くした後、仕事を辞めた。
その理由は、父が亡くなって寂しいからいつも側にいてほしい。
という母親の要望に応えたらからだった。
A子さんに聞いたところ、両親は仲が良いわけではなかったそうで、まさか、母が寂しがるだなんて思ってもいなかったそうだ。
毎朝、出勤前に「何時に帰ってくるの?早く帰ってきて!」と言われていた。
離職後、A子さんのことを心配していたが、数ヶ月後に転職をしたと聞いて安心した。
そんな彼女は、父親が健在なときから、
「自宅と同じ地域に住んでいる男性としか結婚しない。私と結婚すると、もれなく両親がついてくる。」
と言っていた。
私は転校経験もあるし、パートナーと一緒ならどこに住んでもいいし引っ越すよ、と言うと、自分は有りえないとのことだった。
また、同僚の友人Cさんは、結婚願望はあったけど、両親の面倒をみるからもう結婚したいと思わなくなったとか…。
これらの話を聞くたび、
「自分の人生を生きないの?」
と聞き返してしまう。
だって、親の人生と自分の人生はちがうから。
自分の人生を選ぶことが親不幸になる、だなんて思わなくていい。
無意識で反対する親
実際、親がA子さんやCさんのような状態ではない場合でも、心の底で親がネックになっている場合もある。
親から
「早く結婚して!」
と言われていたとしても、その親が心の底で、本当は結婚して欲しくない。
と思っていると、口では「結婚して」と言っても、結婚して欲しくないエネルギーに引き寄せられてしまう。
そのような親は、お付き合いする人ができたりすると壊してしまったり、認めなかったりすることがある。
また、子のためにと生活必需品を買ってきてくれたりと世話を焼くこともある。
これも無意識からの行動で、親はまさか心の底に結婚して欲しくない、という無意識があるなんて想像もしていない。
だからやっかいである。
いくら婚活しても恋愛マニュアルを読んで実践しても、うまくいかなかったりする。
自分は女性として魅力がないからだ。
などと自分を責めなくていい。
あなたには非がないからである。
だけどそのままだと親のスパイラルをぐるぐるとまわることになり、年だけが過ぎて行く。
そこを抜け出すには、精神的、物理的に親から独立することだ。
一緒に住んでいなくても、毎週何かを口実に訪ねてくる親もいるし、手土産などを持参する親もいる。
なるべく親から品物をもらわず、自分で購入することだ。
けど、そういう親に限って買い与えてくるものだ。
それはなぜかと言うと、自分が買い与えたということで優位に立てることと、買った品が子の部屋にあることで、自分の分身をいつも子の側に置いておくことができるから。
親から離れて住むことができたとしても、親が買ってきた品物を置いておくことで、離れた意味が薄れてしまうのだ。
鬼になる
優し過ぎると、自分が悪者に思えてしまう。
自分の人生を親にささげなくてもいい。
たとえ親に泣きつかれても自分の人生を歩めばいい。
TVや映画でやっていた、姥捨て山に母親を捨てに行く息子を見て号泣するタイプかもしれないけど、心を鬼にして自分の人生を選んだ方がいい。
優しい人には難しいことだけど。
このようなタイプの人は心を鬼にするくらいの意志が必要だ。
もうあなたは幸せになっていいのだ。
まとめ
外見も容姿も内面も治すところがないのに、男性とご縁のない女性がいる。
もしそうだったら、恋愛マニュアルを実践しても婚活をしても効果がなく、自分を卑下してしまい年齢だけが過ぎ去ることもある。
もし、そのようなタイプだとしたら、自分は本当に彼がほしいのか、結婚したいのか自問自答してみる。
メディアや周囲の影響などで本当は他にやりたいことがあるのに、恋愛に目が向いていることもある。
他人の夢を追っていると自分の夢は実現しないので、本当に自分がそうなりたいと思っているのか冷静になって考えてみる。
それでも、本当に彼がほしい、結婚したいと思っているのであれば、母親との関係を考えてみる。
親が可愛そうだからとか、まずは親に幸せになってもらいたいから、などと思ってはいないだろうか?
そんなことをしていたらおばあちゃんになってしまうよ~。
また、自分の親は心から結婚を願っているのか考察してみる。
口では早く結婚しなさい!
と言っていても、無意識ではその反対のことを想っている親がいるから。
そのような親は子が離れて行くのが怖いのだ。
だから手元に置いておきたいと思っている。
そんな親の特徴は、子を自由にさせたがらない。
だって自由を与えたら自分から離れて行ってしまう危険があるから。
まずは、精神的に親から自立することだ。
自由に自分のしたいことが出来ているのなら、そのような親ではないはず。
あなたは幸せになっていい。
あなたは幸せになる価値がある人である。
あなたのパートナーはあなたと出会えることを楽しみ待っている。
だから、殻を破って親から旅立とう。
怖くなんてない、だって
あなたは一人なんかじゃないから。
あなたにはまだ見えていないけど、
旅立った先にパートナーが手を広げて
あなたがくるのを待っている。
その人はずっとずっとずっとあなたを待っていた。
そこにははじめて感じる安心感がある。
泣いたっていい、笑ってもいい、
だけど努力は必要ない。
自分の人生を歩んでいいのだと気がつけばいい。
この日記を読んでくださったみなさんが自分の夢を叶えられますように。
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