今日ラジオから、
道徳の教科書について語っているのが聞こえてきました。
具体例をあげて、
道徳があるかないかの簡単なテストもあったので
私もやってみました。
道徳の教科書
もし興味がおありなら
以下のテストをやってみてください。
あなたには道徳心があるか?
あなたは、近所の子供3人に、
お掃除を手伝ってもらいました。
お掃除が終わってから
お礼にとチョコレートを4枚用意していました。
ですが、当日、掃除に来たのは3人でした。
なので、チョコレートが1枚余ってしまいました。
あなたはどうしますか?
次の中から選んでください。
- 1番食いしん坊の子にあげる
- お掃除を1番頑張った子にあげる
- 兄弟姉妹のいる子にあげる
- 三等分する
ラジオでは、5つの選択肢がありましたが、
もう一つは忘れてしまいました。(失礼)
さて、あなたは何番を選びましたか?
どれを選んだかで
道徳心をもっているのかわかるとのこと。
正しい回答は、
3番の兄弟姉妹のいる子にあげる。
とのことでした。
私は3番でしたが、
1番と2番は有り得ないと思ったのですが、
このラジオ番組の司会者、
安住紳一郎さんは1番でした。
後で、3番が正解だと知ると
瞬時に3番ですよね!
と言い出し、他のアナウンサーの方から
突っ込まれていたのが印象的でした。
さて、どうして3番の兄弟姉妹がいる子にあげるのが
道徳として正解なのかと言うと、
もう一人にもチョコレートをあげることができるからだとか。
幸せのおすそ分けですね。
他にも、道徳心があるかないか、
の簡単なテストがあるようですが、
食べ物を使ったテストはわかりやすいです。
実際、職場や友人関係でも
食べ物を通して思いやりの有る無しがわかるので。
子供時代は食べ物にケチケチしない
子供時代に
食べ物を十分に与えられずに育てられた人は
大人になるとすぐにわかります。
今まではそのような人に出会ったことがなかったので
よくわからなかったのですが、
今の職場に数名いるのでわかりやすいです。
いかに自分が多くゲットするか、
に懸命なので。
人のことはまったく考えません。
この道徳の例でいうと、彼らは
3番の兄弟姉妹がいる人にあげる
は考えられないと思います。
自分の兄弟姉妹はありですが、
他人の兄弟姉妹はもちろん、
目の前にいる相手のことも考えられませんので。
ケチな大人
子供時代に充分食べ物を与えられず
いつも空腹だったとか、
もう少し食べたかった
という環境に生まれ育つと
大人になると食い意地がはるのと同時にケチになります。
これは、食べるのが好きとか
食いしん坊とは別物です。
食べることが好きな人とは
一緒に食事にいくと楽しいし
食事も美味しくなります。
実際、私が子供時代に
充分食べ物を与えられなかったなー
と思った人たちとの出来事を紹介します。
この道徳のテストと似たような
ことってありますよね。
お菓子が余ってしまって、
平等な個数で分けることができないとか。
私と同僚の間で、そのようなことがありました。
その同僚は着任したばかりで
またお互いの人間性などは
あまりわかりあえていない頃でした。
ある日、海外出張をされた上司から
クッキーのお土産を頂いたので、
その同僚と分けることにしました。
大きさも違うし、
個数も綺麗に2等分できなかったので、
私は、3番の案を提案しました。
この同僚にはお子さんがいたので、
「お子さんにあげて」
と彼女に数個余分に渡したのです。
彼女はニヤリとして
無言で受け取りました。
だけど、彼女は自宅に持ち帰ることなく
自分で全部食べていました。
また、ある時は、
この時は食べ物ではありませんが、
年末になると、取引先などから
カレンダーやシステム手帳を頂きますよね。
なんと、彼女は勝手にどんどん私物にしていたのです。
今まで多くの企業で働いてきましたが、
どこの職場でも、年末にみんなでシェアするものです。
ほしいカレンダーや手帳が重なると
じゃんけんをしたりして、
わけるのがしきたりでした。
それがフツウだと思っていたので、
彼女が勝手に何も言わずに
自分のものにしているのを知って
大変驚いたんですよね。
弱肉強食というのでしょうか。
彼女には3番の回答は有り得ないと思われます。
子供に貧乏を見せない
例えば、家計が苦しい場合でも
子供には貧乏で苦しいことは言わない方が懸命です。
我が家は、父親はそれなりに
お給料をもらっていたのですが、
ギャンブルとお酒とタバコが大好きだったので
母親は少ない家計でやりくりしていたようです。
私たちが高校や、大学に行く学費も
母親が工面してくれたから
進学することができました。
だけど、母親はそのようなそぶりは
私たち子供達にはいっさい見せることはありませんでした。
高校時代、
友人が遊びに来た時に、
「あなたのお家って、いつ来ても、
お菓子がたくさんあるからうれしい。」
と言ってきたことがありました。
確かに、我が家は、いつでも
お菓子が食べきれないくらいありました。
食事をちゃんと摂っていたので、
食後にお菓子を食べまくっていた
記憶がないので、いつもお菓子があったのだと思います。
我が家の家系が苦しくて
母親が工面してたことを知ったのは
社会に出てしばらくしてからでした。
もちろん、
欲しい物は全て買ってもらうことはできませんでした。
だけど、それは貧しいから買ってもらえない。
という認識はなかったです。
母親は、子供は貧しい中で育ってはいけない。
と思っているので、
私たちに貧しさを感じさせることなく
育ててくれたのだと思います。
だから、私は3番を選ぶように育ったのだと思います。
同じく、今は疎遠になりましたが、
3番を選びそうな友人がいました。
彼女だったら、きっと3番を選ぶと思います。
なぜかと言うと、
以前、毎日のようにつるんで遊んでいた
20代前半のころ、結婚した友人のお宅に遊びに行ったとき
仕事に出かけてお留守のご主人のケーキも購入していたからです。
その場に、ご主人はいないんだし、
買っていかない人もいますが、彼女は買う人でした。
また、彼女は大学時代、
女子寮に住んでいたのですが、
スイーツなど食べたいものがあるときは
同室の子たちの分も買っていたようでした。
親しい人たちは、彼女のような感覚の持ち主が多かったので、
今の職場の同僚たちにはかなり驚きました。
まとめ
義務教育で、
道徳の教科書ができたとのことで、
ラジオ番組で取り上げていたわけですが、
簡単なテストで道徳心の有り無しがわかるので
大人もやってみたらどうでしょうか。
道徳心って子供の頃に
身につくものなので、子供時代が与える影響は大きいです。
子供時代、どのような環境で育つかによって
大人になった時、他人に対する振る舞いも決まります。
例え金銭的に貧しくても、
精神まで貧しく育てて欲しくないですね。
幼少時代に空腹感で過ごすことが多いと、
エナジーバンパイアになる確率もあがります(><)
エナジーバンパイアとは