お金

ちょっとまった!そのお金の使い方、本当に自分のためなの?

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出典:pixbay

 

自分へのご褒美として、自分自身へ買い物をする人がいることを知ったとき、私は驚いたのですが、結構このような方っているんですよね。

 

 自分へのご褒美

「頑張ったご褒美にバッグを買ったの♪」

 

と同僚がそう言いながらバッグを見せてくれたとき、

 

「えっ?自分へのご褒美?」

 

と衝撃を受けたことがありました。

 

 

私の中では、
必要だから買うのであって、
自分のためにご褒美やプレゼントで購入するなんて想像したこともなかったからです。

 

ところが、
それからも同僚のように、
自分のためにプレゼントを買ったり、
収入があったときに、お金として残しておくのではなくて、
記念として自分へ買い物をする人たちがいました。

 

国によっては、
お金の価値の変動があったときに備えて
金(キン)に交換する習慣を持つ人たちもいますが、
今の日本ではそのような感覚をお持ちの方は少ないですよね。

 

ですが、
今後に向けて円以外にも資産を持つ人が増えていますが。

 

話を戻すと、
それからも「同僚以外にもいるんだー。」と思い、
衝撃を何度か受けました。

 

私もなにか自分のために頑張った証として買い物をしようかな?

 

とチラリと思いましたが、
根が倹約家のせいか、今に至るまで一度もありません。

 

お金の使い方にはクセがある

 

私は就職活動に苦労しことがあるのと、
やっと入社した会社の業績が好ましくなく、
2年と半年で解雇され、その後、
その会社は倒産してしまいました。

 

それからは、
非正規雇用で働きつづけています。

 

そのため、
まとまった大金を得た経験が今までありません。

 

正社員ではなかったので、
ボーナスもなく昇給も少額だったからです。

 

収入の中からちまちまと貯金をしたり
少しでも率の良い貯金方法や投資のようなことをしてはお金を増やしていたし、
自分にご褒美などという発想もなかったので、
倹約家、いえ節約せざるを得ない暮らしといった方が適切です(笑。

 

そんなわけで、
友人たちとショッピングに行っても、
私だけなにも買わないことなんてしょっちゅうでした。

 

見かねた友人の一人が、

 

「いい加減なにか買ったら?」

 

と言ってくるくらいでした。

 

私とは対照的で、
さっき数万円もするクツを買った友人が、
次のお店でもクツを見ていて、

 

「今履いているクツが靴ずれするから、コレ買おう。」

 

と6万円もするミュールを
ひょいと持ち上げてレジへ持って行き、
躊躇することなくお買い上げになったのを隣で見ながら、
さっきのお店でもクツをかったのに???

 

と6万円もするクツを一目見て、
試しに履いただけ、その時間ほんの2、3分でした。

 

そんな買いっぷりをする友人はスゴイなーと思ったものでした。

 

私にとって3分という時間は、
カップラーメンが出来上がるまでの3分は長いですが、
6万円もするクツを買うには短い、という感覚があったのです。

 

私が億万長者だったら、
友人のように3分で買いあげると思いますが、
ということは、友人は私より億万長者の感覚なのかもしれません。

 

また他の友人は、一点豪華主義で、
ブランド物の高価な物を1点ドカンと買います。

 

節約せざるを得ない私にとっては、
この友人の買い物感覚もスゴイなーと思っていたものでした。

 

そんな私のショッピングの基準は、

 

「必要だから買う!」

 

というものでした。

 

非正規雇用でボーナスも
なかったことから収入が低かったことで、
高価な物を買うということが贅沢で、
清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要なくらいでした。

 

だからなのか、
一点豪華主義の友人に

 

「ちまちました物が好きで買ってるよね。」

 

と言われたことがありました。

 

そう言えば、
旅先のお土産ショップで数百円の小物とか買っていました。

 

高額商品は買えない、、、
という無意識で決めた自分のお金を使うルールに従っていたようです。

 

人によって、お金の使い方にクセがあって、
ルールのようになっているものなんですよね。

 

友人に言われて私は自分のお金の使い方ルールに気がついたのでした。

 

 

勘違いのお金の使い方

 

お金の使い方は、
人によって、クセやルールがありますが、
お金の使い方で勘違いしていることがあります。

 

それを知った時にも衝撃を受けました。

 

それは、先述した、
自分へのご褒美で買い物をする行為です。

 

このルールを持っている人は、
自分に対しての価値提供をしていると思っています。

 

頑張ったご褒美として、欲しいものを買う。

 

そして満足するのだから、
自分にとってはプラスの行為だと思っています。

 

ですが、お金のルールから見ると、
これは自分のためではなくて、
支払った相手へのお金の提供となります。

 

これは悪までもお金からみたルールです。

 

ですが、多くの人は、

 

  • 「お金が欲しい」
  • 「貯金をしたい」
  • 「資産を増やしたい。」

 

と思っています。

 

こう思いながら
自分へご褒美をすることは
お金が欲しいとは逆の行為になります。

 

本当にお金が欲しいのであれば、
お金を手放すようなことはしません。

 

例えば、
大好きな物があるとして、
手放したいと思いますか?

 

大好きだからずっと手元に置いておきたいと思いますよね。

 

それなのに、
どうして大好きなお金を手放してしまうのでしょうか。

 

お金が欲しいという願望と真逆のことをしてしまっているのです。

 

まとめ

頑張ったご褒美にと
自分へ買い物をすることは、
お金のルールからすると、
他人へお金を手放す行為であって、

 

「お金が欲しい」

 

と思っている人にとっては、
大切なモノ(お金)を相手へ捧げることになります。

 

欲しいと思っているのに手放しているのです。

 

「お金なんていらない」

 

と思っている人は、
どんどん自分の手元からお金を手放せばいいですが、
世の中のほとんどの人はお金が欲しいと思っています。

 

だったら、
自分へのご褒美だからといって
大好きなお金を手元して品物を買うなんて行為は逆になります。

 

そのようなわけで、
私はお金が好きなので、
自分へのご褒美でショッピングをする発想がなかったのかもしれません。

 

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