どんな人にも良いところがあるので、
その人の良いところを見つけると人間関係が良好になる。
人の良いところだけを見て付き合おう。
などとよく聞く。
私も長年この考え方を実践してきた。
けど、、、やめた！
私は相手が私のことをイヤでなければ
どんな人でも受け入れるせいか、
私には、接点がある人で、 なんとなく気に入らないという人がいない。
世の中には、意味もなく相手を嫌う人がいて驚いたことがあるけど、そういう人って、何となく気が合いそうもない相手のことを良く知りもしないのに、一方的に嫌ってしまっているのかな？と思う。
そのような傾向のある人には、 最初に書いたアドバイスはためになると思う。
私のようなタイプは、上のアドバイスを素直に実践すると、結果的に苦しい思いをすることになることが多い。
私が付き合いたくないと思う人は、
嫌がらせをしてくる人、
責任転嫁をしてくる人、
あまりにも自分本位な人、 など。
そして私のクセは、誰でも受け入れてしまうところ、
それが裏目に出て自分を傷つけてしまうのだ。
友人関係で、ちょっとこれはどうなの？
と疑問を持ってしまう言動をされても、
＜良いところもあるし、、＞ と思い、友人関係をつづける。
そのうち、友人関係が切れる時がある。
私が傷つくことによって疎遠になったこともあった。
私があまりにも友人関係をつづけるので、
まるで神様から、
「いい加減、離れなさいよ。 切り離すからね。」
と言われたかのように、ばっさりと お別れすることがあった。
また、こちらが長所を見つけなければ交流ができない相手、ということ自体、
違和感がある。
親友と呼べるくらいの相手には、 好感を持っているし尊敬する部分もある。
わざわざ長所に焦点を向けて付き合うことなんてしていないはずだから。
私の場合、親友とはいかないまでも
友人関係では、ちょっと違和感があっても
相手の良い面を見て縁切りしないこともあったけど、 それをやめた。
職場で嫌がらせをしてくる同僚にも、長所になんて注目しない。
どうするかというと、 友人は自分で選ぶことができるので、
そのような相手とは疎遠になる。
職場関係ではそういうわけにもいかないので
嫌がらせをされたら、 誰もいない所で相手に意見する。
相手になにをされても言われても、 長所に注目して、
関係をつづけていくと、 この人には何をしても、
何を言っても平気なんだ。
と思われてしまう。
いじめられたら、 二人きりのところで 思い切り言い返す。
機械的に意見することもある。
そして起こった出来事を上司に伝える。
上司に感情的になって興奮している。
と誤解されないために、時間をおいて
淡々と業務連絡をするような感じでお話しする。
人に嫌がらせをする人は、 良く吠える犬だ。
だから、キャンキャン吠えている子犬だと思って、
ライオンにでもなった気分で言い返すと 相手はビビる。
私は年上や大先輩にも直接意見を言うので
私に対して快く思っていない人もいるかもしれないけれど、
自分が余計な人間関係でストレスなく仕事をするにはこれが効果的。
自分を大切にすることはとっても大事なこと。
他人の長所に注目してまでも自分を犠牲にすることなんてない。
そして、自分を大切にすると、自分を攻撃してくる人とは疎遠になり、
自分を大切にしてくれる人と接点ができる。
