「自分に自信がない」「消えたい」と思って毎日悩み続けてはいませんか?
自信をつけるように努力したり頑張ってはいませんか?
ですが、悩む必要はありませんし、努力する必要もないのです。
「自信がない」と思う原因や解決策は、本やネットでもがたくさん紹介されていますが、「もっと簡単な方法がある」と思ったので書いておくことにします。
「自信がない」と思う原因と解消法
自信がないと思う原因は単純ですし、知るだけでとても簡単に解消できます。
努力をしても解決できないわけ
世間では、「ポジティブになりましょう」「自分に自信を持ちましょう」などのアドバイスであふれています。
挑戦したことがある方も多いと思いますが、それではほぼ解決はできないです。
努力すればするほど、「こんなに努力したのにどうしてできないの?」「やっぱり自分はダメだ。」と更に苦しくなります。
努力するだけより苦しくなるのでやめましょう。
劣等感から脱出する簡単な方法
自分と他人は違う性質や才能や特技を持っているのだと気づくことです。
「そんなの当たり前」
と思いそうですが、私たちは幼少期から他人と比較される環境で暮らしているため、他人と比較するクセが習慣となっています。
ですが、指紋や顔が一人ひとり違うように、生まれ持った性質も違うのです。
自分が生まれながらに持っていない性質を他人と比較して努力して得たいと思っても、苦しくなるだけです。
だって、そもそも生まれた時から持っていないのですから。
わかりやすい例えとして、
「チューリップとバラは違うのに、チューリップが、どうして私にはバラの花びらがないの?と悩むようなものです。」
と聞くこともあります。
この例だと理解しやすいのですが、人間となるとピンとこないものなので、私の例を取り上げます。
存在感がない
私には生まれながらに存在を消す性質があります。
忍者のように姿を消せるわけではないのですが、存在感が薄く、他人の目に留まりにくいのです。
以前、仕事中に上司から「あれ、君、今日いたの?」と声を掛けられたことがありました。
その上司と私の席は2つしか離れていなくて、私も上司も朝からずっと仕事をしていました。
声を掛けられたのがお昼過ぎでしたので、数時間も私に気がつかなかったことになります。
私は落ち込みませんでしたが、やはり気分の良いものではないですし、特に自分に自信がない人にとっては傷つくかもしれません。
また、私は他人に顔を覚えてもらいにくく、私がメインで、母と一緒に参加したセミナーなのに、皆さん母の顔は覚えているのに私の顔を覚えていないことがありました。
さらに、婚活パーティやお見合いパーティの席で誰にも声を掛けてもらえず、一人で立っていたこともありました。
着席での食事会では、目の前にいる人も隣に入る人も、目の前にいる私に気がつかないかのように、隣の席の人とずっと会話をしていて、私はしばらく一人で黙々と食事をしていた、ということもありました。
ですので、自分から積極的に声を掛けて輪に入らないと、いつまでも孤立してしまうのでした。
このようなことが度々あって、「私ってまるで透明人間みたい…。」と思っていました。
ですが、透明人間になってしまうのは生まれながらの性質だと知った時、「なるほど」と理解できたのです。
理解できたら、存在に気付かれなくてもまったく平気になりました。
私は特に悩んではいませんでしたが、悩んでいる人にとったら、「いたの?」なんて言われたらショックですよね。
このように、人は持って生まれた性質と持ち合わせていない性質があります。
全部持っている人はいないのです。
全員が全部持っていたら、皆が何でもできるスーパーマンになってしまい、協力や協調など必要なくなり、学びの星である地球に生まれてくる意味がなくなります。
地球という星は、学びをリアルに実践できる場所ですからね。
そして、成長ができる場なのです。
幼少期からの経験が「自信がない」を生む
ですが、この社会では、皆と同じことができることが求められてきました。
学校教育でも、すべての科目で良い成績をとりましょう、という指導が多いですよね。
クラスや学年でトップに入れるように勉強を頑張ったりなど。
そうすると、どうしても他人と比較してしまいます。
他のクラスメイトと比較してもっと頑張れと言う親も出てくるわけです。
ですが、算数が苦手な子供もいますし、得意な子供もいます。
苦手な人は数字を見るだけでもイヤになります。
また、英語が苦手だと勉強してもマスターできず、更にイヤになります。
これらも持って生まれた性質で、イヤな気持ちや努力しても出来ないのであれば持ち合わせていないので、やらなくていいわけです。
他の人が出来ているのに出来ないのはオカシイのではなくて、他に生まれ持った得意なことがあるので、そちらに焦点を合わせればいいだけのことです。
ですが、自分も親も先生も、学校教育や社会の中でみんなができることができて当たり前、出来ないのは努力が足りないからだと錯覚しているのですよね。
算数が苦手でも計算機やパソコンがありますし、英語が苦手なら通訳を雇えばいいわけです。
自信を持つ努力は必要ない
人はそれぞれ持って生まれた質があると書きました。
持っていない質に磨きをかけようと思っても、元々持っていないので磨きようがありません。
私は元々存在感がない性質を持っているため、他の人達と比べていると落ち込むだけです。
解決できないことで悩み続けていてはもったいないです。
ですので、持って生まれた性質を知らずに、自信を持つように努力しても空回りして悩みが深まるばかりなので、自信を持つ努力はやめることです。
ないものを求めるのをやめて、持っているものに焦点を合わせると、『自信』という言葉に振り回されなくなります。
「自信がない」とか「自信を持つ」という言葉が薄れていき、元々持っている性質のみに焦点を合わせるので毎日が充実していき、生きるのもラクになり楽しくなります。
まとめ
人は、生まれながらに持ち合わせている性質が異なります。
ですので、他人と比べる必要がないわけです。
私の場合、存在感がない性質を持っているわけですが、一つのことをコツコツとやり続けるという、生まれながらに持っている特質があります。
反対に存在感があって、コツコツつづける性質を持っていない人もいます。
お互い、自分にないものを求め出すと「自分はダメだ」「自信がない」のループにハマってしまい、本来持っている特質を活かすことができず非常にもったいないです。
経済成長の時代には、皆が平均的に色々と出来ることが重宝されてきましたが、時代は変わってきています。
これからは益々、自分の特質を活かす時代になりますので、もう他人と比較することをやめて自分の得意なこと楽しいことに集中すべきなのです。
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