女性はキレイになりたかったりするものだが、男性でもイケメンになりたい人はいる。
男性は種を残す本能を持っているため、モテたい生き物である。
だから、外見じゃないよな、と言いながらも心の中ではイケメンだったらモテるのにと思っているものだ。
女性はメイクや洋服、髪型などを工夫すればそれなりに清潔感のある雰囲気美人にもなれるけれど、男性はなかなか難しいところがある。
だからなのか、外見はあきらめて、他で勝負する男性もいる。
だけど、ブサメンだってイケメンになれるんだ!
と思ったことがあった。
その男性は一人で努力して、自力でイケメンへと変身したのだった。
モテたい男達
男性は、女性とちがって、付加価値をつけることでモテようとする傾向がある。
モテるためにスポーツをはじめたり、バンドをはじめたりなど。
モテるために、K大学に入学してTV局のプロデューサーになった人の話を聞いたことがあった。
10代の頃からの目標はすべて女性にモテるためで、K大学へ入学したのも、自分の中で一番モテる大学がKだと思ったのだとか。
私はモテるとかモテたいとか、考えたこともなかったので、10代から人生のすべてをモテるために生きてきた人がいるとは、とっても衝撃的だった。
大学もモテるため
K大学といえば、かつての職場に、呪文のように「オレはKだからな…。」と毎日つぶやいている男性がいる、と彼の隣の席の女性社員が語っていたことを思い出した。
誰かが結婚すると、やはりその言葉を口にしていたようだ。
「彼にとってK大学ってどのような意味があるのかしら?」
と彼女は不思議がっていたし、私にもその心はわからなかった。
ちなみに彼女のご主人と息子さんは東大だった。
また、ある時、求人広告でK大学が事務員を募集していたのを偶然見たことがあるのだが、募集要項に、こんな言葉が掲載されていた。
「K大学が好きな人」このような求人広告を見たことがなかったので、びっくりした。
大学名や企業名を出して「わが大学を好きな人」だなんて、自負をお持ちなんだろうな、と思ったのだった。
個人的には、親がお金持ちの人が通う大学というイメージと、前述のような情報からプライドが高いイメージがある。
後にプロデューサーになられた男性のように、学校選びもモテるためとは、女性にモテたい気持ちが真剣だったのかがうかがえる。
社会人になってからでも間に合う
この男性のように、10代の頃からモテるために行動を起こしているのなら、大学名や職業がモテの要素になる可能性が大だ。
だけど、社会人になってからモテたい、イケメンになりたい、と思った男性にも道はある。
女性はイケメンよりお金で男性を選ぶと思っている男性がいるが、実際のところ、これは逆のようなのだ。
女性は、清潔感を重視するものである。
いくらお給料がいいからといって、清潔感のないブサメンよりは、年収は理想でなくても、清潔感のある男性を選ぶ女性の方が多い。
清潔感があるだけでブサメンの枠を脱出できることが出来るものだ。
自力でイケメンへなった男性
かつての職場に、自力でブサメンからイケメンになった男性がいた。
失礼ながら本当にブサメンだった(ごめんなさい)。
見た目は、ぶよぶよのぽっちゃり中年という雰囲気で、清潔感ゼロ、洋服はどーでもいい安物に見えるヨレヨレの白シャツに、これまた安物に見えるヨレヨレのスーツ。
時代遅れのメガネをかけて、髪型も近所の床屋さんでてきとーにカットしてもらったかのようなスタイルで、しかもボサボサ。
人は良さそうなんだけど性格は気弱な感じで、用事があってお話するときも、ちょっと離れた場所から下を向きながらモゾモゾと要件を話すだけ。
もちろん雑談なんてなし。
ただ、人としては悪い評判は聞いたことがなかった。
そのような男性がある日、突然、大大大変身をしたのだった。
まるで別人
私が所属するセクションが違うビルへと引越しになり、その数ヶ月後、その男性が所属するセクションも私がいる同じオフィスのフロアーへ引っ越してくることになった。
その男性の部下にあたる同僚が挨拶に来て、
「課長(イケメンに変身した男性)は数週間遅れて引越してくるけど、これからもよろしくね。」
とのことだった。
そのとおり、彼女の隣に引っ越してくる予定の課長のデスクと思われる席は、常に無人のままだった。
ところが、ある日、その席にカラーシャツを着たイケメン男性が座っていた。
「あれ、課長がくると思ってたのに、ちがう男性が座ってる。」
と思い、数日後に同僚に
「課長もくるって言ってたけど、まだ来てないのね?課長の席だと思っているところに違う男性が座っているし。」
と話しかけたところ、同僚が笑いながら
「あの人が課長よ!変わったでしょ?課長ってイケメンだったんですね?と課長にもそう言ったのよ。」
えええええええっ、まったくの別人なんですけど!
だから、変身後に課長に会った人は、誰も本人だとは気がつかないくらいだった。
こんなエピソードがあったくらいだ。
課長と部下の女性が廊下ですれ違ったとき、しばらく会わなかったことで課長がイケメンに変身したことを知らなかった女性部下は、挨拶をせず素通りしそうになったらしい。
その時、課長が「オレだよ。」と声を掛けたとのこと。
女性部下はまさかすれ違うイケメンが課長だとは思ってもいなかったので、大変驚いたそうだ。
イケメンになった方法
不思議なことに興味が湧いてしまう私は、その課長へ問いかけた。
私 :「どうやって変わったんですか?」
課長:「まず痩せようと思って減量したんだ。」
私 :「どうやって?」
課長:「水泳。」
私 :「水泳が得意ならいいですよね。」
課長:「いや、まったく泳げなかった。」
私 :「えっ、じゃあ、水泳教室へでも通ったのですか?」
課長:「いや、水泳のマニュアル本を買って泳げるようにした。」
洋服はピシっとアイロンがけされたワイシャツで、白以外にもブルーやピンクも着ていた。
今まででは考えられない装いであった。
スーツは、スーツカンパニーでショップの方に相談して買ったとか。
髪型もしっかりとカットされて清潔感が漂っていた。
そして、時代遅れのメガネはやめてコンタクトにしていた。
性格まで社交的に
私の質問にも笑顔で目を見て答えてくれるなんて、、、いつも片隅で下を向いて、申し訳なさそうにモジモジしながら話しかけてくる課長とは別人だった。
以前では考えられないことだった。
課長が自力でイケメンへ変身しようと思った理由は、同僚から聞いて知ってはいたけど、わざと、
「どうして変わろうと思ったんですか?」
と訊ねてみたら、
笑いながら
「ちょとここでは話せない。」と笑顔で答えてくれた。
恋の力
その課長がブサメンから努力の甲斐あってイケメンへ変身した理由は、恋をしたからであった。
とても40代の男性とは思えない、中学1年生がするような淡い恋。
だからなのか、課長の淡い恋心を知っている人たちは、あたたかい微笑を課長へ向けていた。
抱かれたくないNo.1から転身
有名人では、片岡鶴太郎さんだって、かつては脂ぎって気持ち悪いなどと言われて、抱かれたくない男性No.1に毎年輝いていたけど、今ではお洒落なおじ様である。
ボクシングで身体と精神を鍛えてから変わられたように見えた。
ビートたけしさんは、そんな鶴太郎さんを見て、「お笑い芸人としてダメだな」と語っていた。
けど、それくらい鶴太郎さんは変わりたかったのかもしれない。
偶然、鶴太郎さんの展覧会に出くわし絵を見るチャンスがあった。
それらの絵を見ながら、抱かれたくない男性No.1は辛かったのかもしれないな、という印象を受けた。
まとめ
男性は、種を残すという本能から女性にモテたいと思っているものだ。
だけど、女性とちがい、メイクで雰囲気を変えることも出来ないし、洋服だって髪型だって男性のスタイルはほぼ決まっている。
だからなのか、男性は、付加価値を身に付けてモテようとする傾向がある。
モテるために、スポーツやバンドを始めたりすという話はよく聞く。
だけど、どう見てもモテそうもないブサメンがからイケメンに変身した男性を目の当たりにしたことから、男性だって努力次第でイケメンになれるのだと確信した。
むしろ、男性の方が劇的に変身することが可能なのだと思った。
鶴太郎さんは変わられた後も、ご本人だとすぐにわかるけれど、その課長は誰にも気がついてもらえないくらい変わったのだった。
別人のようなイケメンになり、社交的にもなり笑うようにもなったのだった。
それは『恋』のちから。
他にも、恋のパワーで10キロ以上痩せて、社内でも大人気の女性と結婚した男性もいる。
最初、未来の妻になる女性から「太っている人ははちょっと」と言われ、それからダイエットをはじめたのだとか。
私はその男性の変身前の容姿を知らないため、どれくらい変わったのかはわからないので、ここでは詳しくは触れないことにする。
男性だって整形もせずに自力でイケメンになれるのである。
とは言っても、すぐにイケメンになれるわけではない。
取り急ぎ出来る事は、
清潔感を保つこと、髪型、洋服。
清潔感は、髪型と服装で印象づけることができる。
髪型はヘアサロンで美容師さんへ相談すればOK。
洋服はお店で相談すれば選んでくれるけど、
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