片思いを成就させたい人、恋人が欲しい人の多くは、
「●●さんと両想いになれますように」
などと、芸能人などの憧れている人の名前を挙げて、夢を叶えようとお願いする人がいる。
けど、このお願いでは、理想とするお付き合いに至らないようである。
私はその理由を知ったとき、目からウロコが落ちたのであった。
そして、
「世の中の人たちは間違ったお願いの仕方をしているのだな…。」
と思ったのだった。
理想の相手がいる
どのような男性とお付き合いをしたいのか、
結婚相手にはどのような男性を求めているのか、
という問いかけに、「●●!」と芸能人の名前を即答で答える女性がいた。
私はその俳優さんのお顔と名前だけは知っていたので、そのような容姿の男性がお好みなのね、と思ったけれど、あくまでもメディアを通して顔を知っている程度なので、どのような性格の方なのかもわからない。
また、その芸能人のことを知らない人にとっては、まったくなぞの人物なのである。
たとえ、その芸能人の出演作品を見ているとしても、その芸能人はその作品を通したイメージでしかないのだ。
それなのに、恋人の理想は●●、結婚相手はの理想は●●などと願っていても実現するのは難しい。
私たちはいつも願いを叶えている
この世は、願ったとおりに実現するわけだけど、そのお願いのコツは単純だ。
単純だからこそ、憧れの芸能人の名前を出すだけでは実現しないのだ。
名前をあげても、どんな人なのかわからないから。
誰かに、私が喜ぶプレゼントをちょうだい、とお願いしても、その相手は何をあげれば喜ぶのかわからない。
見当違いのプレゼントをされる可能性が大だ。
それよりも、具体的に相手に分かりやすいように伝えた方がうれしいプレゼントを受け取ることができる。
恋の成就もこれと同じ。
この場合、俳優さんの名前を挙げるのではなくて、その俳優さんの好きなところを挙げる。
例えば、情熱をもって仕事に打ち込む人、スポーツが得意な人、明るい人、など。
片思いの相手がいる
芸能人ではなくて、片思いの相手がいる場合も同じ。
この場合は、より強くその相手と両想いになりたい!お付き合いをした!結婚したい!と願うものだ。
この気持ち、とてもよくわかるけど、これも間違ったお願いの仕方。
どうしてかというと、もしめでたくお付き合いをすることになった場合、願った本人と釣り合うように相手の運気などが落とされる場合があるから。
願った本人が思い描いていたお付き合いともずれてしまう。
だって、以前の彼女とちがうわけだから。
そしてなによりも私が納得したのは、自分がまったく興味がない相手から、両想いになれますようにと念じられていたら、と想像したらぞっとしてしまった。
だから、この場合も、芸能人の場合と同じように、相手の魅力的な部分をピックアップしてお願いをする。
まとめ
憧れの相手がいたり、片思いの相手がいると、その人とカップルになりたいなどとお願いをしたくなるものだ。
そして、お願いは正しい叶え方で成就させたい。
相手がいると、ついついその相手と成就したいと願ってしまいがちだけど、そうではなくて、その相手の好きなところ、付き合いたいと思う魅力をとりあげて、お願いすることがポイントである。
「●●さんと両想いになれますように」、ではなくて、●●さんってどんな人なのか、まったく●●さんを知らない人に説明するように、お相手の魅力を挙げてお願いをするのである。