健康マニアでフードコーディネーターの資格をもつ私は、お料理に使う油も厳選しています。
その油はギーとバターです。
ギーは市販されていますが、私は毎回手作りしています。
前回作ったギーが残り少なくなってきたので、今日はギー作りをしました。
作り方も書いておきますので、まだ試したことがない方はぜひ作ってみてください。
他のオイルとは味もちがいとっても美味しいですし、作っているときもギーの香りがキッチンにただよって幸せな気持ちになるほどです。
ギーってどんなオイルなの?
ギーとは、アーユルベーダがすすめる、世界で最も体に良いといわれている油です。
無縁バターから水分、たんぱく質を取り除いた純粋な乳脂肪です。
そのアーユルベータとは、インドとスリランカが発症の5千年前から現代にまでつたわる伝統医学です。
自分の体質を知り、体内から毒を出して健康体になる、という医学です。
高城剛さんも、年に1度、スリランカを訪れてアーユルベーダを実践されています。
一度の訪問は2週間以上がおすすめだそうですが、今の仕事だど2週間もお休みをとるのはむずかしいので、早く自由人になって訪問したいです!
訪問先は、高城さんがおすすめしていた3つのホテルから選びたいと思います。
- ヘリタンス・アーユルヴェーダ
- マハゲダラ バーベリン
- ビーチ アーユピヤサ
また、スリランカには、天才建築家のジェフリー・バワさんによるアジアンリゾートホテルがあることでも有名です。
アウトドアに憧れる自然好きな私には、自然と一体となったバワ氏のホテルはぜひ宿泊してみたい魅力あふれるホテルばかりです。
ギーの作り方(画像あり)
ギーのレシピです。
【材料】
- 無塩バター・・・私は毎回150g×2個でしたが今回は450g
- コーヒーフィルター
- 保存ビン
- ナベ
保存用のビンを熱湯処理します。
1.鍋に水(かならず水から)とビンとフタを入れて約10分熱湯にかけて取り出します。
2.ナベに無塩バターを入れて弱火で溶かします。
(なるべく弱火がいいので、私はガスコンロを2段重ねにします。 )
(かき混ぜなくてもOK。)
3.上に白い泡ができますがそのまま溶かし続けます。
4.バチバチと音がしてきます。
5.ナベの底に茶色い沈殿物ができたら火を止めます。
6.コーヒーフィルターで保存ビンにこしながら入れます。
冷めたらフタをしてそのまま常温で保存して使います。
キレイな黄金色!
コツは、絶対に焦がさないことです。
私は一番最初に作ったときに失敗しました。
というのも、ネットでレシピを探したとき、最初は強火だと書かれていて、そのとおりにしたらすぐに焦げてしまったからです。
そのとき、四葉のバター150gを2個つかってもったいないことをしてしまったので、2回目は150g1個で作ったら無事に成功しました。
3回目からは毎回150g2個で作っていましけど、今回は業務用の450gにしました。
【失敗しないポイント】
- 弱火で焦がさないこと かき混ぜないこと
- 時間ではなくてパチパチの音と鍋底の茶色の沈殿物で判断して火を止めるこ
(私の場合は、約30分くらいです。)
サラダ油とオリーブオイルの真実
日本人の私たちがお料理で使う油といえば、サラダ油とオリーブオイルではないでしょうか?
私もオリーブオイル愛用者でした。
ですが、最近になって日本に出回っているオリーブオイルの8割から9割は偽物だと報道が流れて驚いた人も多かったと思います。
お店に陳列されていると信用して気軽に買ってしまいがちですが、口に入れるものは当然ですが体に影響をあたえるので、原料や製法なども知ってから使うべきです。
サラダ油は認知症になりやすい?
日本には、サラダ油という名前だけでは中身がなにでできているのかわからないオイルがあります。
子供の頃、母親は使っていたのかもしれませんが、物心ついてからは、ずっとオリーブオイルを使っていました。
食いしん坊なことから、フードコーディネーターの資格をとるため食の勉強をしていたとき、一人の先生から、サラダ油について教えていただきました。
今ではすっかり定番となっている、生野菜にオイルや塩コショウをかけて食べるサラダですが、これは欧米から入ってきたもので日本にはなかった食文化です。
そこで、サラダに合うオイルをということで、大豆、なたね、とうもろこし、ごまなどを原料として製品化したものが開発され、サラダ油となり販売されたのです。
ですが、サラダ油にはリノール酸が含まれています。
リノール酸の摂りすぎは動脈硬化をひきおこす報告もされています。
また、副産物であるトランス脂肪酸を摂りすぎると心臓病のリスクもあがります。
どちらも認知症のリスクも高まります。
認知症の高齢者の方が、外出したまま帰り道がわからなくなったとニュースで知ったり、認知症の親を介護されている方のお話しを聞くと、認知症にかかりたくないと誰もが思うのではないでしょうか。
農林水産省のホームページには、トランス脂肪酸の体への悪影響は摂取量の多い欧米人が対象であり、日本人にも同じ影響があるのかは不明とのことですが、現在の日本人の食生活は欧米よりですので、安心できるレベルでないと思います。
さらに、アメリカでは、2015年に、トランス脂肪酸は安全ではないとの理由で3年以内に使用を禁止するとの報道がありましたから。
そのような情報が流れる前から、サラダ油について教えてくださった食のプロである先生は、健康でいたいのであればおすすめしないと仰っていました。
我が家ではずっとオリーブオイルを使っていましたが、オリーブオイルにも問題が浮上しましたね。
オルーブオイルには偽物と本物がある
オリーブオイルは400年前から日本へ入ってきてはいましたが、一般庶民に普及したのは平成になってからです。
値段も高価なものから手頃なものまであるし、イタリアやスペインからも大量に輸入されてくるので、手頃なオイルということで使っているご家庭も多いです。
ですが、偽物が多く出回っているというショッキングなニュースが流れましたよね。
偽物のオリーブオイルには、大豆やなたねなどのサラダ油の原料となっているものがふくまれているとのことです。
本物のオリーブオイルは100%オリーブで抗酸化物質のポリフェノールが含まれおり値段も高価です。
本物と偽物では味もことなりますが、偽物に慣れている日本人は本物よりも偽物の方を美味しいと思ってしまう実験結果もあります。
本物のオリーブオイルの見分け方
- 遮光性のボトル 酸度が0.8%以下
- コールドプレス(低温圧搾)製法
- 価格、1mlが3円以上
- オーガニック認証がある
- 産地、オリーブの産地とビン詰めされた場所の表示があるか
IGP(地理的表示保護)
DOP(原産地名称保護)
最後に
健康でいたいのであれば、使う油は体に良いものを使うことをおすすめします。
体にいいと思っていたオリーブオイルの8割から9割が偽物だったというショッキングなニュースもありました。
本物のオリーブオイルはお値段も高いですし、のどをとおったときに、ピリっとする刺激は偽物になれた日本人には美味と感じないようです。
それよりも、ギーを自分で作った方がコスパもいいですし、ともかく、最も優れたオイルだと言われています。
そしてなんといっても美味しくて日本人の口にも合います。
我が家では、オイルといえばギーが定番となっています。
バターは健康によくないなどと勘違いしていましたが、今はギーとバターを愛用しています。