ストレスを感じない生き方

他部署の人と知り合いであることを秘密にしたい同僚たち

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出典:pixbay

 

悪いことをしていないのに、他人の目を気にして、コソコソと生きている人たちがいます。

 

いったいなにに怯えているのでしょうか?

 

コソコソする同僚たち

 

私は転職回数もおおいので、業種を問わず、色々な職場で働いてきましたが、今の職場は想像もしないことに出くわすことがおおいです。

 

その一つは、非正規雇用で働いている人たちのことなんですが、やたらと他人の目を気にしていることです。

 

  • 正社員にすべて合わせる
  • 同じ非正規雇用なのに、勤務年数が長い人にすべて合わせる
  • ちょっとしたイベントにも必ず参加
  • 他部署の人と仲良くしているのを知られたくない
  • お昼に他部署の人と一緒にランチするのを知られたくない
  • 廊下ですれ違っても、勤務年数が長い先輩と一緒にいるときはシカトする

 

今までの職場では、私は一緒のチームで働いている同僚たちとも仲が良かったので、一緒にランチをする習慣がありましたが、他の部署で親しくなった同僚ができると、時々その同僚と食べたり、お昼休みにやりたいことがあれば、自席でひとりランチをすることもありました。

 

同僚たちも同じくで、自由に振る舞っていました。

 

そんな習慣が身についている私にとって、今の職場で出会う人たちの振る舞いが不自然すぎて違和感を覚えてしまいます。

 

色々な人がいるので、そういうタイプの人もいるわよ、と言われそうですが、一人二人ではないのです。

 

正社員の人がやることなすことすべてに従う姿は、まるでご主人様に尻尾をふる犬のようです。

 

ランチをする相手は秘密

 

廊下で時々挨拶を交わす他部署の同僚から、「お昼にランチを一緒にしませんか?」と誘われたときのことです。

 

彼女は車通勤ということで、外へ行くことになりました。

 

待ち合わせの場所が

 

「えっ、そこ?」

 

と思っていたら、

 

「他の部署の人とランチにいくのを長くいる人達に知られたくないから。」

 

と言ってきました。

 

同じく、ランチを誘ってきた別の人は、待ち合わせに20分ほど遅れて来ました。

 

ま、仕事が忙しくて時間きっかりにオフィスを出られないこともあるでしょうから、気になりませんでした。

 

ところが、

 

「遅れてきたのに申し訳ないんですが、仕事で聞きたいことがあって××部署へ寄りたいので、15分ほど早く帰ってもいいですか?」

 

と切り出してきたので、結局一緒にランチをしたのは20分ほどとなりました。

 

なにやら、××部署へ毎日のようにお弁当を持参して仲間に入れてもらっているとのことでした。

 

私が誘われたときは、

 

「お昼はどうされているのですか?私は自席で食べたり、気が向いたら××部署の人達のところへいっています。」

 

と言っていたのですが、実は、毎日とのことでした。

 

どうしてお昼休みに仕事の話し?

 

相手だってお昼休み中なのに、、、

 

と思ったのですが、彼女曰く、

 

彼女と同じチームで働いている目上で年上だけど、彼女より後に採用になった女性から、

 

「あなたお昼はいつも××部へ行っているから、ついでに聞いてきて。」

 

と言われたそうなのです。

 

今日は他の人とランチをするので後で聞きます。

 

とでも言えばいいのに、と思ったのですが、

 

30分一緒にランチした会話の中から“なるほど”と思うことがありました。

 

一緒にランチをした前日に、社内セミナーがありました。

 

彼女が、

 

「先日のセミナーで××部の人からお誘いを受けていたのに、仕事が忙しくて参加できなかったけど、ランチセミナーには途中から参加することができた。」

 

と話し出しました。

 

「誘ってくれるって優しいですよね。」

 

と返したところ、

 

「毎日お弁当持参しているので、せっかく来たのにランチセミナーでみんながいないと悪いと思ったから誘ってくれたのだと思う。」

 

この話の中で、彼女がお昼休みに毎日××部へ出向いていることがわかったのでした。

 

私とランチしているから、××部へは立ち寄れなかったとなってはマズイのだと察知しました。

 

どーでもいいですけど、

 

あの~、社内恋愛ですか?

 

と言いたくなります。

 

秘密にしなきゃいけないのですか?

 

何か不都合でもあるのでしょうか?

 

ちなみに、2人とも欧米で数年間の生活経験があります。

 

だからよけいにびっくりしました。

 

一人になるのが怖い症候群

 

一緒にランチをする相手がいなくて、トイレで一人でランチをする便所飯をする学生さんがいることを知った時は驚きましたけど、彼女たちは便所飯はしませんが、似てるんじゃないの?

 

お笑い芸人のトレンディエンジェルの齋藤さんは、いじめられっこで友達がいなかったので、お昼になってクラスメイトがパンを買いにいくときに、後ろにピタリとくっついて歩くことで、周りからは友達だと思われて一人じゃない、と見られると思っていた。

 

とテレビ番組で語っていたことがありました。

 

学生時代の齋藤さんや便所飯をする人達は一人だと思われたくない、、、ということですが、同僚たちは、自分が所属する組織から孤立してしまうのが怖いのです。

 

つまり、彼女達も一人になってしまうのが怖いのです。

 

我慢と責任転嫁

 

まあね、女性というのはコミュニケーション社会で生きているので、一人になるのは怖いところではありますが、他の部署の人と知り合いでもいいんじゃないの?

 

他の部署の人でも気が合った人とは一緒にランチしてもいいんじゃないの?

 

それを知って嫌がらせなんてしないだろうし、するとしたら、そのような人たちと一緒に毎日顔を突き合わせて仕事しなきゃいけない職場環境って悲しいよね。

 

100歩譲って、他の部署の人とランチをしたくらいで嫌われてしまってもいいんじゃないの。

 

自意識過剰です。

 

相手は、同僚が誰とランチをしようがまったく気にもしない可能性大です。

 

それなのに勝手に気分を損ねてしまうかもしれないからとコソコソとするなんて妄想です。

 

それにその程度のことで怯えている人の人生は、守りになっていて、自分を守ることで精一杯。

 

なにか不都合なことが起こると原因は周囲にあると思ってしまいがち。

 

自分はいつも周りの目を気にして我慢して生きているので、自分の責任だとは思えないのです。

 

あるいは自分自身ではなくて自分の運命の悪さを嘆きます

 

自分の運命にほこさきが向くこと自体、責任転嫁です。

 

「私っていつも運が悪いの」が口癖だったり、人によっては過去世やカルマの責任だと言う人までいます。

 

最後に

 

自分を守りたいからと、相手の心の中を勝手に妄想してコソコソする必要なんてないです。

 

相手だって、そんなことを知ったら不愉快ですし失礼にあたります。

 

深読みなんてしなくていいんです。