出典:wikipedia
最近、人生でつらいことや悲しことがあっても
それはこれから先の人生を生きぬくためのものなのでは?
と思うようになってきました。
つらいことや悲しことに対して
毛嫌いしなくなってきた感じです。
なぜ人生には辛いことや悲しいことがあるのか?
人生にとって一番つらいことはなんだろう?
と考えたとき、
やっぱりそれは、
家族や愛する人の死だと思いました。
身内で亡くなった人はいますが、
両親は健在だし、私なんてまだまだ
つらい経験をしてきていないのかもしれません。
愛する大切な人がいなくなった
ときでも自分は生きているし、
これから行きつづけるわけです。
そうなったときの
辛さや悲しさが、
今の私の想像を超えるくらい
のものなのだと思っています。
だから、
今までも大変なことがあったけど、
そんな出来事はきっとへでも
ないのだと思うのです。
悲しみを知った人の深い言葉
つぎの言葉は、
愛する夫を失った女性のツイッターのつぶやきです。
その女性とは、デビッド・ボウイの奥様のイマンです。
イマンはボウイが亡くなった後に、
この言葉をツイートしたのです。
「人生とは、
傷つくことを怖れ行動するためのものではなく、
生まれてきたことを証明するために、
傷跡を集めるためのもの。」
知的なイマンらしい言葉で、
愛する人を失った悲しみの深さが伝わってきます。
日頃、私たちは辛いことがあると
それを避けるために、傷つかないように
行動しようとします。
だけど、本当に辛いことを経験すると
それらは人生を大きく占めるものではない
ということに気がつくものなのだと思いました。
宇宙を想像するよりもイマンの言葉の方が響く
落ち込んだりすると
宇宙を思い浮かべて、
「大きくて広い宇宙に比べれば、
自分の悩みなんてちっぽけだなー、
と思えてくる。」
と言う人がいますが、
私は比べることが好きじゃないせいか
この言葉は響きません。
自分の辛さや悲しみを
宇宙と比べるのって
ちょっとちがうかも、と思うから。
それよりも、イマンのツイートの方が
ぐっと心に響きます。
イマンについて
イマンといっても、
日本人にはあまりピンとこないかもしれません。
ソマリア出身のスーパーモデル。
今は自分のお化粧品を営む実業家でもあります。
父親は外交官、母親は医師で
ケニアのナイロビ大学で政治学を学んでいたときに
写真家の目にとまり、それからモデルの道へ。
5ヶ国語を話すことができます。
日本では、D・ボウイの奥様、
マイケル・ジャクソンの
リメンバー・ザ・タイムのビデオに出ていた
美女と言った方がピンとくると思います。
イマンの美貌は、
『尋常じゃない美しさ』
だと言われていました。
日本では、美しい女性のことを
『美しすぎる』
と例える人もいますが、
実際、美しくない人が多いものですよね(笑。
だけど、イマンの
尋常じゃない美しさは
美しいだけでは表現しきれないくらい
美しいということが伝わってきます。
だけどイマン自身は、
ソマリアに行けば私みたいな顔やスタイルをした
女性ばかり。
だから私はキレイではないの。
とさらりと言うところもステキ。
最近、私の中で
デビッド・ボウイ祭りがつづいていて
ボウイの大回顧会へ出かけたり映画館へ出向いたりしています。
やらなきゃいけないこともあるので
足を運ぶのはやめておこう、、、
と思っていたのですが、
行って良かったです。
とても刺激ももらったし、
今回の日記のように、人生についても
考える機会にもなったので。
人生で経験すべきこと
人生で経験すべきことは
人間関係だと思っていて、
その究極の人間関係は
『愛』のある恋愛関係のお付き合いだと思うんです。
世間体とか利害関係ではなくて。
世の中には色々なカップルがいますが、
私が理想だと思うカップルは
デビッド・ボウイとイマンご夫妻です。
以前の日記に、映画『君の名は。』の考察の中で
ツインレイについて触れましたが、
D・ボウイとイマンご夫妻もツインレイなのではないか?
と勝手に思っています。
ツインレイやD・ボウイについては、
また日記に書きたいと思っています。
最後に
デビット・ボウイの大回顧展や
映画を観ていたら、人生についても
考える機会になりました。
D・ボウイは若い時に
チベット僧侶になろうと思っていたこともあるので
仏教に興味があったり、人生について深く考える人のようでした。
奥様のイマンも深い言葉をツイートされるときがあります。
今回引用させていただいたイマンのツイートは
とっても深く、悲しみを知っている人の言葉だと感じたので
今更ながら書かせていただきました。
D・ボウイの大回顧展や映画を観ながら
このイマンのツイートの深さを思い出したんです。
昨年ツイートされたときは、
深いなーと思いましたが、
今は人生に辛いことや悲しことがある意味が
わかったような気がするようになりました。
そんなこともあって
今回日記に取り上げたのでした。