写真:我が家から見える富士山
新年あけましておめでとうございます。
今日は元旦です。
私は10年ぐらい前まで、お正月が一年で一番キライな日でした。
自分がかわると世界がかわる
以前の日記にも登場した友人、、、
妹に
「お姉ちゃんって、
いつも飲み会とか女子会だとかいって
出かけているけど、
クリスマスはいつも一人だね。」
この記事の最初に登場します↓
と見事な指摘をされた友人が、
クリスマスが近くなると彼がいないことを嘆き、
「一緒にクリスマスを過ごす
男性がいなくてさびしい」
と言ってきたとき、
「私はクリスマスよりも
お正月が一番さびしい。」
と返答しました。
私は本当に、
クリスマスよりもお正月の方が
孤独を感じてさびしかったのです。
これは幼少の頃からでした。
友人は、
「え~、なに言ってるのよ!
お正月なんてさびしくないよ!
さびしいのはクリスマスだよ!
クリスマス!」
とお正月のさびしさはまったく
理解できないという感じでした。
その友人はいつも、
「私の両親って変なんだよ。」
と両親のことはあまりよく
思っていないようでしたが、
それでもお正月は家族4人で過ごし、
何とも思わず、ましてやお正月に
孤独を感じるなんてことは
理解できないようでした。
お正月は孤独な日
それに比べて、私はお正月がさびしくて
仕方ありませんでした。
それは、みんな家族の元へ
帰って行くからです。
クリスマスは数時間は恋人と過ごしても
すぐに日常に戻りますが、
お正月はそうはいきません。
日頃飲み会やらとかでつるんでいても、
みんなお正月になると家族の元へと
帰って行きます。
私にも両親がいて兄弟がいるので、
幼少の頃からお正月は外見上は
家族と過ごしましたが、
心の中はいつも孤独でいっぱいでした。
お正月が好きになった切っ掛け
お正月とはさびしく孤独な日、
という孤独感を抜け出したのは、
一人暮らしをはじめてからでした。
一人でゴロゴロとお正月の
テレビ番組を見ていたとき、
なぜか孤独感から幸福を
感じるようになったのです。
一人ぼっちで大晦日とお正月を
過ごしたのに不思議です。
ネコのように自分のしたいこと
だけをして過ごしたのです。
そのときにすっごく幸せを
感じたのでした。
そのとき、街全体も静まり返って
いたこともあって、お正月の静寂に
満ちた空間も大好きになったのでした。
それからは、
毎年お正月が近づいてくると、
街全体が静寂に包まれた時間を
堪能できることが楽しみになりました。
東京からは帰郷する人もおおく、
年末年始は一瞬だけ人口が減ります。
道路も閑散としていて車もバスも
すいすいと進みます。
そのため、バスなどは時間調整のため
バス停で数分停止することもあります。
東京でも繁華街へ出かければ買い物客で
ごった返しているところもありますが、
私が住んでいる住宅地は静寂そのものです。
お正月が好きになってから、
静寂を味わうことができる元日から
3日までが楽しみになりました。
日常とかけ離れた静寂を味わえるのは
この3日間のみですから。
今日も、シーン、シーン、シーン
と静まりかえった街を味わって
幸せを感じています。
キライから好きへの切っ掛け
さびしさでしかなかったお正月が
こんなに貴重な日になるなんて、
人って変わるものです。
今まで苦手だったりキライなことが
好きになるなんて不思議です。
これからも、自分の知らない幸福感や
世界を知ることだってあるわけです。
今年は自らその道へのるように
進んでいきたいと思っています。
変わった切っ掛けは、
キライなお正月を自分の好きなように
過ごしたからだと思います。
そこで幸福を感じて、キライから
好きへ変わったのだと思います。
変わったのは家族ではなくて私です。
自分が変わることで
『お正月』という日本のイベント
の印象が変わりました。
ブログタイトルを変えました
ブログのタイトルを今日から
「夢ソムリへ」
と変えました。
昨年までは
「夢のソムリエ」
だったのですが、
メールをくださったりする方々から
「夢はワインソムリエですか?」
と聞かれることが何度かあったため、
やっぱりわかりにくいタイトルなんだな、
と思ったからです。
私はアルコールアレルギーなので、
ワインを飲むことができません。
野菜ソムリエは野菜のソムリエ、
「夢ソムリエ」は夢のソムリエという意味で
ブログタイトルにしたわけです。
夢を叶えるといういみです。
最後に
お読みくださった皆様にとっても
夢を叶える一年となりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
訪問してくださっているなかの
1割から2割の方は再訪して
くださっているようで
とてもうれしく思います。