つい前日まで、
海老蔵さんと小林麻央さんの
夫婦愛の報道があったと思ったら、
松居一代さんと夫の船越英一郎さんの
離婚報道が始まりました。
松居一代さんが夫に対して
許せないから戦うと宣言なさったようですね。
世間では、松居さんの動画が怖い、
とのことで夫の船越英一郎さんが可愛そう
と夫の方に同情が集まっているようです。
松居一代さんから学んだこと
この騒動ですが、
松居さんを反面教師として学ぶことがいくつかあります。
真実が正しいと思う錯覚
まず、松居さんは、
自分はウソをついていない。
自分が話すことはすべて真実だと
猛アピールされています。
きっと松居さんは、真面目で純粋で
一直線な性格をされているんだろうなー
とお察ししますので、ウソはつけず、
どちらかというと、自分が不利になるかもしれないのに、
バカ正直なタイプだと思います。
だから、ウソはついていない
信じてください。
と仰っているのはほぼそうなんだろうな、
とは思います。
なので、松居さんからすると、
自分はウソをつかず、
正直にお伝えしているので、
自分は間違っていない!
自分は正しい!
と思われているのだとお察しします。
それが正義だと思われていそうです。
ですが、夫の方が同情されています。
そのことに松居さんは、
どうして?
私は真実を語っているのに!
と思われているかもしれません。
真実のみが正義だと
思っていると人間関係など
生きていくうえで辛くなります。
だって、真実のみでは
世間では評価してくれないからです。
もしも松居さんが計算高く、
自分の方が有利になるように
しようと思ったら、
可愛そうな妻を演じることでしょう。
だけど、松居さん、真逆のことをされています。
それだけバカ正直な方なのでしょう。
人は真実に動かされるのではなくて、
感情に心が動かされるものです。
話しは違いますが、
以前、電車で痴漢にあってしまった
友人がいました。
彼女は電車の中で、
「痴漢です!」
と声をあげたそうです。
その後、
共通の友人が
「彼女って怖いよね。」
といい、彼女に対して、
ネガティブなことを言ってきました。
私が
「どうして?」
とたずねたら、
「だって、電車の中で『痴漢です。』
って声をあげたから。
普通、そんなことできないでしょ。」
痴漢の被害にあったのは、
友人なのに、「痴漢です。」
と声をあげたことで
怖い人扱いされてしまったのです。
もしも、その友人が痴漢にあったときに
声をあげずに我慢していたら、
友人達は怖い人扱いすることはなかったことでしょう。
松居さんも、もし夫が本当に自分の友人と
浮気をしていたのなら、ブログや動画で
語るよりも、じっと耐えていた方が世間からの
評価も違っていたはずです。
だから、たとえ真実だったとしても、
世間様というのは、真実でなく、
感情で動いてしまうので、
松居さんが、真実です。
と語れば語るほど、夫へ同情が向いてしまうものです。
愛を外に求めると苦しくなる法則
松居さんは、夫のことを愛して
信じていた。
と語っています。
それなのに、裏切られた。と。
その理由は、
自分の友人と浮気をしていた。
しかもバイアグラまで使って
浮気をしていた。
妻の友人と浮気。
はあるようですね。
私の周囲でも聞いたことがあります。
しかも、1回や2回ではなく、
頻繁に浮気をする関係になりやすいようです。
妻としては、許せない気持ちになるのも当然です。
しかも船越さんの場合は、
松居さんのお話しによると
糖尿病にもかかわらず、
バイアグラを使って、
命をかけてまでその女性と浮気をしている
そうで、それは妻としては怒り爆発ですよ。
私は独身ですが、
妻に同情します。
ですが、夫の船越さんへ同情が集まっているのが現実。
夫婦のことですので、
お二人にしかわからないことがあるでしょうし、
奥様への不満が蓄積されて、
船越さんが浮気してしまったのかもしれません。
ちょっと前から、
船越さん、イメージが変わったな、
と思っていました。
人は変わることが難しい
松居さんは、お掃除の達人として有名なだけあって、
日々お掃除をしてご自宅はピカピカ、
金運にもつかながっているらしいのです。
朝4時に起きて、
お掃除したい!
と思ったら、隣で夫が寝ていても、
自分の掃除したい気持ちの方を優先してしまうと
語っていたことがありました。
これは、霊能者の木村藤子さんに
鑑定されたときのことです。
木村さんは、優しく
松居さんに対してアドバイスなさっていました。
その時の動画はあったのですが、
今は埋もれてしまったようで、
見つけることが出来ませんでした。
その時のアドバイスは、
- 自分の感情を抑えること
- 会話の仕方に気をつけること
- 決めつけすぎないようにすること
確かに、自宅が綺麗なのはいいことです。
ですので、一直線の性格の松居さんとしては、
いいことをしている。
と思われているかもしれませんが、
朝4時から掃除をされたら、
ゆっくり休むことも出来ません。
ものごとには限度や臨機応変、
そして何より大切なのは、
思いやりです。
松居さんに大切だったのは、
家を綺麗にしたい、掃除をしたい感情ではなくて、
夫が休まるような気づかいだったはずです。
木村藤子さんからアドバイスをもらっていた
にも関わらず、変わることができなかったのでしょうね。
人はなかなか変わらないものです。
習慣を変えることは難しいです。
今回の松居さんの行動を見て、
木村さんからアドバイスをもらってたけど、
変わることがなかったんだな、と思いました。
愛を外に求めると辛くなる
松居さんは、
何ごとにも一生懸命で、
責任感が強くて、頑張り屋さんのようにお見受けします。
そのこと自体は、
なかなか真似することも難しく、
立派だと思います。
ですが、今回の言動から、
松居さんに足りないモノが見えてきます。
それは『愛』。
自分自身への『愛』がないのです。
自分の中に『愛』がないと
他人から『愛』を求める傾向が強くなります。
そして見返りを求めます。
松居さんの主張を見ると、
こんなに愛していたのに、
信じていたのに、
とあります。
自分の中に愛がないと
求めるばかりで、その欲求はどんどん
エスカレートして満足することがありません。
夫は、どれほど愛しているか、
表現してもどんどん要求していくる妻に
応えることが難しくなってきます。
夫からすると、
自分はこんなにも愛しているのに、
どうしてわかってくれないんだ!
となります。
船越英一郎さんの父親は、
とても朗らかで
やさしそうなイメージの俳優さんでした。
そんな父親が、
松居さんと結婚することは大反対で、
日本刀を抜いたそうです。
そこまで反対されてまで
船越英一郎さんは、
息子がいる松居さんと結婚されたのです。
世間でも、
どうして松居さんと結婚するんだろう?
という声が多かったです。
結婚したいきさつは、
松居さんからの猛アピール。
料理、洗濯、掃除と
船越さんの身の回りの世話を
一生懸命にしたと語っていました。
印象に残っているのは、
洗濯物にアイロンをかけるとき、
股間の部分には念入りに、
「他の女が寄って来ませんように!」
と祈りながらその部分だけアイロンをしつこく
かけていたことです。
結婚後、船越さんは息子さんを
自分の子供のように育てたそうです。
また、お二人には
女の子が誕生したそうですが、
死産だったか、すぐに亡くなってしまったそうです。
その際にも、船越さんは松居さんに、
「子供がほしければ、若い女性と結婚していた。
一緒に人生を歩みたかったから、あなたと結婚した。」
と慰めてくれたようです。
夫から愛をたくさんたくさん
受け取っていたのに、
それだけでは足りなかったのでしょう。
今後、松居さんは、
誰に愛を求めるのでしょうか。
松居さんが求めるのは『愛』だけで
高価なものとか品物などは求めないので、
純粋に愛を求めているところがまたやっかいなところです。
お金や品物を求める女性なら、
それなりの価値あるものを渡せば納得するでしょうが、
松居さんは品物は求めていませんからね。
松居さんが、男性に品物を求めない理由は、
若い頃、お付き合いをしていた男性と
別れた時、その男性から、
「今までデートで食事をご馳走した代金を
全部返して。」と言われたことがあったからだそうです。
それ以降、
男性から食事をご馳走されたり、
プレゼントをもらうことはやめたそうです。
これも、真面目というか、
白黒はっきりさせたい松居さんらしいエピソードです。
男性は、恋をすると、
その女性になにかプレゼントしたくなる
性質を持っています。
船越さんだって、
松居さんになにかロマンティックなプレゼントを
したいと思ったこともあったことでしょう。
だけど、男性からはプレゼントをもらわない
と決めた松居さんを受けれて、
ひたすら『愛』だけをプレゼントされていたのかもしれません。
最後に
松居一代さんは、
真面目で一生懸命で
才能もおありで、
愛らしい女性だと思います。
ご自身は、
自分は正しい、
間違っていない、
と思われていることでしょう。
確かに、ウソはつかれていないと思います。
ですが、自分の中に自分を愛する『愛』が
ないと、外へ、他人へと求めてしまうようです。
自分の中に自分自身を愛する『愛』が湧き出てくれば、
外や他人へ愛を激しく求めることも減るので、
もっともっと素敵な女性になられるのに、と思います。
そうすると、木村藤子さんの
アドバイスも自然に実行できるように
なるはずだと思うのですが。
自分を愛することってとても大切。
真実だけが正義ではないこと。
こんなことを松居さんの離婚報道から
感じました。
松居さんの動画が怖いというだけでなく、
学ぶことがあります。
あ、私はまったく怖くなかったです。
日常に学びや気づきはころがっているので、
それをいかに自分の学びへとするか、
今回は、松居さんから学ばせて頂きました。
船越さんは、とても傷ついていらっしゃると思います。
松居さんのご自身の中に、
たくさんの『愛』が溢れ出しますように。