ストレスを感じない生き方

真面目な人と自己中な人のストレスは質がちがう

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出典:pixbay

 

「バカがつくほど、まじめです。」
ゆうパックのCMで松本人志さん扮する郵便局員はバカまじめ。

 

まじめって褒め言葉のように思えるけど、自己中な人の方がこの世の中は生きやすそう。

 

けど、どちらもそれなりにストレスがあるようです。

 

質のちがうストレスが。

 

バカがつくほどまじめだったら、苦しみも感じなくて生きやすいのかもしれません。

強烈な自己中な同僚たち

 

今日は、上司や同僚たちが出張や急なお休みなどで、一日中、オフィスは私一人でした。

 

やったー、と平和な時間を過ごしていました。

 

ところが、お昼になるとその平和はみごとに崩れ去りました。

 

それは、なんとも自己中な人のことで・・・。

 

仕事がイヤだと上層部へ申し出た同僚

 

仮に名前をHさんとします。

 

Hさんは今年の4月に私とはちがう部署に採用になってお仕事をされていました。

 

同じフロアーにいるので、廊下ですれ違ったり、洗面所で出会ったりしますが、挨拶はこちらからすると返してくれますが、決してHさんからはしません。

 

いつもムッとしたお顔をされていて、後ろ姿からも、いやいやオーラ全開というめずらしい女性です。

 

ですが、セレブのようなメイクやヘアスタイルで、今どきのファッションに身を包んでいます。。

 

2ヶ月ほど前に、Hさんは転職活動をして新しい勤務先が決定したので、上司に離職したいと告げました。

 

ところが上司は、辞められると困ると上層部へ泣きつきました。

 

本来、Hさんのポジションに上層部は絡みません。

 

ですが、上司が泣きついたため、上層部から辞めないでほしいと頭を下げられたそうです。

 

Hさんは辞めずに勤務をつづけました。

 

どちらが言い出したのかは分かりませんが、報酬をupしてもらいました。

 

そんなHさんは、最近ちがう部署で見かけるようになり、

 

「どうしてHさんがここに?」

 

と不思議に思っている同僚もいました。

 

その理由がわかりました。

 

Hさんは

 

「今の仕事はイヤだ、自分は××の部署の仕事をしたい」

 

と言い出し、それが認められたからでした。

 

もともとHさんは××部の募集に応募してきたそうで、そのときに不採用になったそうです。

 

ですが、今の部署で急きょ離職者が出ることになったので、部署はちがいますがよろしければいかがですかと打診され、検討のうえ、希望の部署とはちがうけれど、今の部署へ配属になったとのことでした。

 

そんな経緯があって、最初に応募した××の仕事をしたいと言い出したのです。

 

そしてそれをまた上層部が認めました。

 

応募して不採用になったけど、他のポジションではいかがですか?

 

とはよくある話です。

 

私も2回経験があります。

 

不採用になったのは、自分よりもその業務に相応しい人がいたわけで、残念だったとは思ったけど、

 

「あなたならぜひ我が社で一緒に働いていただきたい。」
「ちょうど求人を募集しようと思っていたところです。」
「離職したいと申し出があったばかりなので」

 

と言われて私は正直うれしかったです。

 

Hさんもうれしくて今の部署にきたのかはわからないですが。

 

けど、結局最初から望んできた部署ではないので、やっぱり××部がいいと言い出したわけです。

 

はっきりいって我儘だと思いました。

 

ドタキャンしまくりの自己中同僚

 

他の同僚で、最初は不採用になって、就活をつづけていたところ働いてほしいと連絡が入り今に至った人もいます。

 

不採用になったのに採用連絡がきたのは、採用された人がドタキャンしたから。

 

そのドタキャン理由は自己中によるものでした。

 

同僚は一度不採用になったのにどうしてだろう?

 

とは思ってはいましたが、理由を知り怒りが増しました。

 

だけど、その同僚は真面目に働いています。

 

この同僚もわがままを言えば配属先を変えてもらえるのでしょうか!?

 

ですが、その同僚はそのようなことをする人ではないし、そのようなことを思い浮かべるような人でもありません。

 

同僚自身、自分にもプライドがあるし仕事はちゃんとして当然だと言っていました。

 

この同僚の話しにはつづきがあって、そのドタキャンした人は、半年後にちがう部署で採用されたのです。

 

その部署の部長がそのドタキャンをした人に

 

「今なにをやっているのですか?よかったらうちに来ませんか?」

 

と声をかけたのです。

 

その人は知人が働いているとかで、職場にきていたのです。

 

そのドタキャンした人はなにもなかったように採用されて仕事をしていました。

 

まだつづきがあります、、、

 

それから半年後、妊娠したからと1年のお休みにはいり、戻ってくるかと思いきや、産休がおわった時点で離職していきました。

 

そんな経緯を同僚は知っていますが、真面目に働いています。

 

Hさんのわがままが上層部にまで受け入れられることが私には理解できません。

 

報酬もあげてもらい自分で納得して入ったポジションの仕事が第一希望とちがっているからイヤだからと主張して、それらをすべて認めた人事や上層部の頭の中を理解したいとも思いません。

 

それに比べて後述の同僚はわがままを言わず真面目に働いています。

 

最後に

 

今の世の中はまじめな人ほどストレスがたまります。

 

自己中な人は自分さえよければいいのでストレスは少ないはずなのに、自分の希望通りにならないことでストレスをかかえるようです。

 

また、最近さらによくないのが、自分のしたいように主張して行動しましょうというアドバイスがあります。

 

スピリチュアルや自己啓発を指導している人におおいです。

 

Hさんやドタキャンした人のようなタイプは、自分のしたいように振る舞うことで多くの人に迷惑がかかることを考えようとしません。

 

他人や仕事のことなんてどうでもいいのです。

 

 

まじめな人は、自分を追いこむのをやめましょう。

 

だって、世の中にはこのような自己中な人がいるのですから。

 

まじめな人のストレスは自分自身にくるだけですが、自己中な人のストレスは他人にも悪影響を与えるので質がちがいます。

 

自分へのストレスは自己処理することが可能ですが、他人へふりまいた他人へのストレスは自分では処理することができません。

 

自己中な人はそのことに気づくこともなく、他人へストレスをまき散らしているのです。