出典:pixbay
引き寄せの法則に関する本は、星の数ほどたくさん出版されています。
次から次へと出版されるので、その都度読んでいる人はおおいと思います。
私も以前は書店へ行くたびに購入していました。
読んでは、「そうだよね」と納得してモチベーションをあげていました。ですが、書いてあることは同じなんですよね。
本はたくさん読めば読むほど良いという、まるでギネスを狙うかのように冊数にこだわっている人もいますが、引き寄せの法則に限っては、どれだけ多読したかより、どれだけ内容を理解して願いを現実化させるか、の方が大切です。
多読しても願いを現実化できなければ読んだ意味がありません。
はっきり言って時間のムダです。
そんなムダを避けていただけるように、引き寄せの法則の本の読み方についてご紹介します。
引き寄せの法則の本は多読と精読をする
まず、読書といっても種類によって読み方を変えることは鉄則です。
辞書は知りたい単語を調べるときにその部分だけ読みますよね。
学術書も同じで、必要な個所だけ読みます。
実用書も同じですね。
引き寄せの法則本はまず多読をして良書を選び、それから精読をします。
読むべき本の選び方
そこで、引き寄せの法則本ですが、あたり前のことですが、法則がきちんと書かれた内容の本を選びます。
というのも、一部分しか書かれていない本もあるからです。
ですが、最初は、法則自体がわからないので、どの本を選んでいいのかわからないですよね。
今ではネットでホンの感想も読めますので、評判のよさそうな本と自分がピンときた本をピックアップします。
本を選ぶ時は目次を見ます。
目次はこんなことが書かれています、という顔にあたりますので、目次を読めばどのようなことが書いてあるかはわかります。
次にパラパラとめくって所々読んでみます。
私は自分にすぅっと入ってくる文体となかなか入ってこない文体とがあります。
特に、著者が外国の方で翻訳されている本におおいです。
最初の数冊は、自分がすぅっと入りやすい本を選ぶことをおすすめします。
理解しにくい本は、その分野についてある程度知識がもててから読めば十分です。
この段階で購入する本を決めます。
購入したら、やはり目次を読んで、そこから自分は何を習得するのかを考えます。
本を購入したことでその知識に投資していることになりますし、たとえ図書館の本であっても本を読む時間を投資するわけです。
投資をした分自分の人生にプラスになる要素を得ることを前提とします。
引き寄せの法則本を読むということは、何かを引き寄せて願いを現実化さたいからであって、引き寄せ方法を得ることは当然のことです。
次に、中身にざっと目を通します。
そして読み始めます。
サスペンスを読んでいるかのように、立ち止まったり、考えたりしないで読み進めます。
サスペンスって次の展開を早く知りたいので、立ち止まったりしないで寝る時間も忘れて読み続けますよね、そんな感じで文字を追っていきます。
マーカーをつけたり付箋をはったりページを折ることもせずにざっと読みます。
読み終わって、ピンとこなければその本はそこで読了とします。
そうでなければもう一度読みます。
今度は丁寧に読みます。
この調子で気になる本を次々と読んでいきます。
すると自然に多読することになります。
自分にとっての良書を選ぶ
さて、ここからが引き寄せの法則で願いを現実化させる仕方のポイントとなります。
それらの中から、特に有効活用できる!と思った本を選びます。
1冊の人もいますが、5冊くらいある人もいるかと思います。
そして、選んだその本の内容をじっくりとかみしめながら何度も繰り返し読みます。
年間1000冊読む場合でも、これはすごいと感銘を受ける本は30冊程度だったりします。
多読するのは自分にとって良書を発見することなのです。
だからどれだけたくさん読んだかよりも、1冊の本からどれだけ知識を習得し、自分自身に活かせるかのほうが重要なのです。
1度読んだくらいでは、その本を読んだとは言えないくらい、人は1度の読書でその書かれた内容を理解できるものではありません。
また、数年後に読み直したら以前はスルーしていたところに感動したり理解したりするとはよくあることです。
人は自分が求めているものしかキャッチしないので、同じ本を読んでも重要だと思ったポイントがちがったり、小説などでは感想もちがうのは当たり前のことですよね。
だから、引き寄せの法則の本をピックアップして多読し、その中からその時の自分にとっての良書を見つけてください。
そして何度も繰り返し読みます。
アレについてはこの辺に書いてあったな、くらいまで読み込みます。
多読だけでは読んだことにならない
引き寄せの本や成功哲学についての本が次から次へと出版されるということは、読んではいるけれど理解できて活用できている人が少ないからです。
1冊読んだけどダメだったから、次の本に期待したりなどと内容を理解しないまま多読をつづけても願いの現実化の仕方はは身につきません。
世間では読書量が多い方がイイみたな風潮があるので、たくさん読んだら勘違いして満足してしまうのです。
好ましくない本
引き寄せの法則の良書と出合うまで、読まない方がよい本があります。
それは、一人の著者が頻繁に出版している書籍たちです。
同じ著者が頻繁に出版している本は内容がほとんど同じです。
そしてそれらの本は売れるため、目立つ棚に置いてあったりします。
その著者の本が売れるので、出版社がつぎつぎと新刊を出したいのです。
まとめ
本はその分野によって読書方法を変えることです。
多読とは良書をみつけることですので、多読で終わりではありません。
良書と出合ったら繰り返し何度も読むことで内容を理解することができます。
引き寄せの法則を使って願いを現実化させる読書の仕方は、
- 感想などを読んで評判のイイ本や自分でピンとくる本を選ぶ。
- 選ぶときに、目次を読み、中身をパラパラと見て、読みやすそうな本を選ぶ。
- 頭と時間を要しそうな難解な本はこの段階では選ばない。
- 購入したら、目次を読み、そこから何を習得するのか目標をもつ。
- 中身をパラパラと数分間で見る。
- 考えるために止まったりせずに読み始める。
- この時点で自分にとって価値がないと思ったら読了。
- 価値があると思ったら再度読む。
- この調子で引き寄せの法則本を多読し、自分にとって活用できそうな良書を見つける。
- その良書を何度も読みこなす。
引き寄せの法則の本では、読みこなすことが大切です。
引き寄せの法則の本で願いを現実化させる仕方を得るには多読と精読が必要です。