ストレスを感じない生き方

嫌いな上司を自分のために利用すると嫌いの感情が消える

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出典:pixbay

 

今朝、ラジオで嫌いな上司について取り上げていました。

世渡り上手になろう

 

街を歩いているサラリーマンをキャッチして、

 

「嫌いな上司はいますか?」
「どんなところが嫌いですか?」

 

とインタビューしたものでした。

 

サラリーマンたちは仕事帰りだし、
テレビじゃなくてラジオ番組だからなのか
本音で答えている感じでした。

 

テレビだと顔出ちゃうけど、ラジオだとばれませんからね。

 

毎回話題を変えてサラリーマンにインタビューするのですが、 毎回面白いです。

 

 

嫌いな上司を反面教師にする

 

今回も、あるある話であふれていました。

 

自分のことを棚上げする上司やドケチな上司など、etc。

 

だけど、嫌いだと思うだけじゃなくて、
反面教師にしている人たちもたくさんいました。

 

あるサラリーマンは、
とてもケチな上司の部下だったので、
自分はケチな上司になりたくない。

 

と誓い今に至るそうです。

 

いやがらせをポジティブに受け止める

 

嫌がらせをされたけど、
ポジティブに受け止めた人もいました。

 

そのサラリーマンは上司に嫌われていたので、
東京から地方へ飛ばされたそうです。

 

地方への異動ですね。

 

だけど、飛ばされた支社の人間関係もよくて、
その地方の住み心地も良かったので、
飛ばされて良かったと思ったと答えていました。

 

それは数十年前の話で、
今はまた東京へ戻ってきたそうです。

 

数十年前の出来事なのに、まるで昨日の
ことのように話されていて、忘れないものですね。

 

とアナウンサーの方が仰っていました。

 

今ではもう嫌がらせをしてきた上司に
なんの感慨もないだろうし、客観的に話すことができるのかもしれません。

 

嫌いな上司でもポジションは上

 

組織で働いていると、
上司と部下の関係はつきものです。

 

尊敬できる上司に巡り合うのなんて奇跡だと思います。

 

だから、いい上司を求めたり、
嫌いな上司だからと恨んでもどうしようもありません

 

私はストレートなタイプで
根回しやお世辞が苦手なうえに
正義感が強いと言うか、
相手のポジションが上でも自分の意見を言うので、
とても世渡り下手だと思います。

 

ですが、成功法則を学んで気がつきました

 

嫌いな上司でも、
相手は自分よりポジションが上なわけです。

 

ま、私の場合は嫌いな人は世の中にいないので、
自分とは価値観の違う人ということですが。

 

嫌いはまだ意識していますが、
私の場合は、意識にものぼりません(笑。

 

サラリーマンだと
私のように事務職に比べて
上下関係は激しいと思うので、
上司との関係は仕事や昇給にも
影響してしまう可能性が大です。

 

そこで、嫌いな上司でも自分のために利用すればいいのです。

 

嫌いな上司は、他の人たちからの評判も良くないはずです。

 

そんな状況で、
自分の部下からは嫌われていないと思うと気持ちいいはずです。

 

嫌いな上司もメンターにする

 

成功法則を学んだときに、
メンターをもつことは大切だと教わりました。

 

自分の目指すことを成し遂げていて、
できればお尻を叩いてくれたり、
助言をくれる人がメンターだと最高なのですが、
そのようなメンターと出会うことは難しいです。

 

(今の私が出会える状態になっていないだけだと思いますが。)

 

また、メンターは一人ではなくて、
分野ごとに数名持つ人もいます。

 

そして、その成功法則の先生は、
サラリーマンであれば上司もメンターだといい、
可愛がってもらうようにする。
と仰っていました。

 

私は

 

「人間としても仕事の面でも尊敬できない上司でも?」

 

と最初は疑問が浮かびました。

 

ですが、それでも上司なわけで、
私よりも高いポジションにいるのです。

 

組織で昇格をしたいとか、
周囲とうまくやりたいとか、
自分の評判を良くしたいのであれば、
まずは上司に可愛がってもらうことです。

 

その方法は、
上司がご機嫌になることならなんでもOK

 

仕事のやり方、業績や洋服を褒めたりなど。

 

今までは、
お世辞は言いたくないと思っていましたが、
見方を変えると、これはお世辞ではないのだと気がつきました。

 

お世辞は周囲から

 

「媚びている」

 

と非難されて風見鶏だと言われそうですが、
お世辞ではないので媚びてはいないのです。

 

ウソでもうれしい

 

つい最近、職場でこんなことがありました。

 

私の直属の上司は定年を迎えるのですが、
数年前に、その上司が他の企業から
引き抜いてきた同世代の男性がいます。

 

その男性は、その上司と同世代なのですが、
雇用形態の違いから、後3年ほど在職することができます。

 

その男性が上司に

 

「○○さんが退職されるのなら自分も辞めます。」
「だって、○○さんがいないなんてつまらないですから。」

 

とお話されてきたそうです。

 

上司はうれしかったのか、私に話してきたわけです(笑。

 

その男性は辞める気などないと思います。

 

もう一人、上司が引っ張ってきた
同世代の男性がいるのですが、
その方は私と似たタイプで根回しとかお世辞を言わず、
淡々と純粋に自分の意見を述べる方です。

 

上司は前者の男性に対しては好意を持っていますが、
後者の方に対してはそうではないように見えます。

 

前者の男性は、腰を低くしてお世辞を言って
ペコペコしているような人ではなくて、
スマートなジェントルマンです。

 

その方を見ていると、
他人との関係や組織での働き方に
長けているように見えて参考になります。

 

だからこそ、誘われて今の職場に着任したわけですから。

 

この対応の仕方は、同僚や取引先にも使えます。

 

この方向から接していくと、
なぜか「嫌い」という感情が消えいきます。

 

ですが、好きになるわけではないので安心してください。

 

プライベートでも利益にならないことなら
付き合わなくていいのです。

 

すべては自分のための行動だと思うからか、
むりやりお世辞を言って疲れるということもありません。

 

むしろ気分がよくなります(笑。

 

だって、自分に有利になるのですから。

 

最後に

 

お世辞と見分けがつきにくいですが、
ラジオに登場したサラリーマンのように
嫌いな上司を反面教師したり、
嫌がらせをポジティブにとらえたり、
これらも自分のためになることです。

 

自分の目標を目指しながら、
嫌いだと思った上司や先輩や同僚たちに対しては、
自分のためになるように対応する。

 

そうすると、
目標のみに集中することができるようになります。

 

嫌いな人に接するときの行動が実は自分のためになるのですから。

 

嫌いな相手に対しても、
自分のためになるように視点を変えることで、
嫌いという感情がなくなっていきます

 

これが本当の世渡り上手なのかもしれません。