近いうちに書こうと思っていたことについて関係がありそうな記事が出ていたので、今日の日記に書くことに決めた。
その記事は、「男はなぜ成功すると支えてきてくれた妻を捨てるのか」の理由について『糟糠の妻はなぜ捨てられるのか』の著書を元にその原因を探ったもの。
また、夫に捨てられない妻とは、についても触れられている。
だけど、成功の法則を知っている男性は浮気すらしない人が多い。
意外かと思われるけど、とても納得する法則なのである。
年収と浮気の関係
この記事によると、いつの時代も一番不倫しやすい年齢は30~40代。
年収1000万円を超えると男性をとりまく状況が一変して女性にモテ出すらしい。
年収1000万円以上は3割、年収2000万円以上なら5割、年収3000万円になると9割の男性に愛人がいるというのだ。
年収が高くなるにつれ浮気をしたくなるのは、仕事が忙しく性生活が満たされない、妻に理解されないストレスやコミュニケーション不足が1番の原因だとか。
「糟糠の妻」は、
(そうこうのつまとは、貧しい時から連れ添って苦労を共にした妻のこと。
糟糠とは米カスと米ヌカのことで、粗末な食べ物を意味し、粗末な物しか食べることができなかった貧しい時を供にした妻は、出世しても離縁して家から追い出すわけにはいかないということわざの「糟糠の妻は堂より下さず」から由来した言葉。)
夫が成功する前からのカッコ悪い姿を知っており、成功して褒めてもらいたい尊敬してもらいた夫に対して成功前と同じように扱ってしまう。
この扱うには、夫を支えてきた自負も含まれているとか。
それに比べて、成功後に出会う女性たちは、その男性をたたえてくれる。
男性の心情として、成功後に出会った女性たちの方へ流れていき、妻への不満を浮気や不倫によって解消しているのだとか。
そして夫が不倫に走らないようにする妻の心得についても触れている。
研究学者は浮気しない?
糟糠の妻と聞いてすぐに浮かぶのが、研究者や芸人さんや芸術家さんたち。
夫に稼ぎがないときに、妻の収入で生計をたてていたとはよく聞く話だ。
だからなのか、彼らの妻とサラリーマンで出世した男性の妻とでは、夫への接し方がちがう。
確かに、ノーベル賞を受賞された学者さんの妻たちは、夫を意識してたたえているようには見えない人が多い。
3歩下がって歩くのではなく、同等という印象を受ける。
私の知っている研究者さんや学者さんたちを見ていると、芸人さんたちと似ているなと思う。
彼らは研究に勤しんで、まだそれほど結果を得ていない期間は、奥さんの収入で生計を立てている。
そのためか、子供が熱を出したり、学校行事があると、夫の方が担当する。
そして、夫がその分野で有名になり教授レベルになっても、その関係は同じ。
子供が熱を出してもそれまで通りで、可能な限り夫が担当するのだ。
ご主人が有望だったり著名な学者さんだということを存じていないのかしら、と思うくらいだ。
だけど、研究者さんたちは知名度があがったからと言って、妻と別れて群がってきた女性と再婚するという話は私は聞いたことがない。
それは、仕事が研究というもので夢中になれるから、女性へと意識が向かわないのかも。
収入が増えたからといって、毎夜女性に囲まれてお酒を飲んでちやほやされるより、研究の方が楽しいからなのかもしれない。
私の周囲では、「彼らは浮気とか不倫という言葉があることを知らないのかもしれないね。」という笑い話があるほどだ。
振り返るとゼロ地点にいる妻
浮気や不倫の末に、糟糠の妻と別れて、近寄ってきた女性と再婚する男性もいる。
男性側の言い分として、このような意見を聞いたことがあった。
成功するということは、努力や学びを続けたきたからであって、成功するとステージが変り、自分の視界もかわる。
自分はゼロ地点から100地点へ移動したところに辿り着いたけど、妻はゼロ地点にいるまま。
そうなると価値観も会話も合わなくなる。
だから、成功後も夫と供に生きて行きたいのであれば、妻も100地点へ一緒に到達しなけばいけない。
後ろを振り返ったとき、妻がずーと遠くのゼロ地点にいると、同じ100地点にいる女性を求める。
という意見だった。
成功して糟糠の妻と別れた人
成功して糟糠の妻と別れて再婚した著名人では、ミスチルの桜井さんやGLAYのTERUさんがいる。
下積み生活時代に結婚した女性とはちがい、彼らの再婚相手は芸能人。
けど、なんとなく、再婚後は離婚前ほどの勢いがないというかパッとしなくなったなと思う。
成功しても離婚しない人
一方で、成功しても、浮気や不倫はしているかもしれないけれど、離婚せずに、糟糠の妻は堂より下げずを実践されている人達もいる。
ビートたけしさん、所ジョージさん、萩本欽一さん等々。
以前、所さんがTV番組で
「うちのおくさん、売れてないこんな男と結婚したってすごいでしょ。」
と話していた。
彼らは今も一線で活躍している。
浮気しない男性
妻が昭和のアイドル山口百恵さんの夫である俳優の三浦友和さんは、こんなことをお話しされていたことがあった。
「浮気していったいなんになるんですか?そんなことで家庭を壊してもいいんですか?」
結婚当初、妻と3つの約束をし、その中の1つが「浮気をしない」ことだった。
なぜ浮気しないの?
浮気をしない男は男じゃないとか、据え膳食わぬは男の恥という諺があり、妻には悪いと思いながら浮気をしたとしても、それは男なんだから仕方ないよね、みたいな気持ちをもっている男性もいそうだ。
だけど、成功者や成功を目指す人達の中には、浮気をしない男性がいる。
浮気をしたら自分がどうなるのか、の法則を知ると、妻一人を大切にしはじめる男性がいるほどだ。
なぜ、浮気をしたいと思わないようになり、愛する女性は妻一人だと決めるようになるのか。
それは、成功してから群がってくる女性はクレクレちゃんだから、という理由が一つ。
いわゆるさげまんさん。
そして、下積み生活を供に歩んだ糟糠の妻はあげまんさんであることが多い。
そのことを知っている男性は、成功して妻が接し方を変えないと言ったり、ちやほやして群がってくる女性たちの方に流れてしまうようなことはしない。
上述した、所さんが自分の奥さんのことをすごいと言ったけど、あげまんさんは成功者の男性に群がるようなことはしない。
相手が成功者だろうが下積み生活者だろうが区別しないのだ。
また、貧しくてもどうにかなるよね、と心配もしない。
いわゆる心に不安がない女性。
あえて手を出さない男
不倫や愛人というと、小説家の渡辺淳一さん。
人によって評価が分かれる作家さん。
以前、なにかの本で、女性と一夜を供にして手を出さない男は紳士などではなく、体に問題がある。
男なら手を出す。
みたいなことを読んだ記憶がある。
その当時は、ほとんどの男性がそうなんだーと思ったけど、そうではないと今は思っている。
だから、女性(特に若い女性)は男性に失望したとか、一生お付き合いをしないなどと早とちりしないことだ。
逆に、わざと手を出さない男性がいること、なぜ手を出さないのか、についてはご存知ないのだと思った。
まとめ
男性は成功すると下積み生活を供に歩んできた妻と別れて再婚したり、浮気や不倫をするという記事について考察してみた。
だけど、浮気をしたら自分がどうなるのか?
の法則を知っている男性は、妻のみ、一人の女性を愛する。
その法則を知ると浮気をしたくなくなる。
成功して近づいてくるのはくれくれちゃん。
くれくれちゃんと結ばれると、くれくれちゃんの想いと繋がってしまう。
せっかく成功してここまで辿りつけたのに、振り出しになんて戻りたくないよね。
それに、糟糠の妻はあげまんさんであることが多い。
あげまん女性とお付き合いをしたくて探し回っている男性がいるというのに…。
そしてこの記事には、成功して夫に捨てられない妻になるためのアドバイスも書かれている。
けど、あげまんさんなら自然にやっていることばかり。