出典：pixbay
10代、20代の頃は、
友人と好みや趣味が同じだったので
どこかへ行くときもいつも誰かと一緒でした。
共通の趣味で出会った友人ではなくて
学校や職場で出会った友人たちです。
なのに、好きなものが一緒。
だけど年を重ねたからなのか、
20代半ばで東京へ引っ越してきてからは、
友人から入るのではなくて、
趣味を通して友人になることが多くなりました。
以前は友人＝共通の趣味も同じでしたが、
今は、友人と共通の趣味をもつ友人との
2パターンの友人がいます。
友人と趣味が合う仲間は別？
私は20代半ばで上京して来たわけですが、
友人や知り合いが一人もいなかったのですが、
地方にいたときは職場で友人はすぐにできたし、
友人の友人たちとも仲良くなることが当たり前
だったので、東京でも同じノリでいました。
そして友人とは趣味も共通していることが
当たり前だったので、東京でもそうなるのだと思っていました。
友人と趣味があわないカルチャーショック
ところが、親しい人は出来ましたが、
趣味はまったく合いません。
そのため、東京に来てからは
映画を観に行くのも一人、
美術館へ行くのも一人でした。
映画館へ行くと、一人客よりも
友人やカップルの方が多いです。
どーして私はいつも一人なんだろう。
どーしてみんなは趣味の合う友人がいるのだろう。
などと思っていました。
地方にいたときは、観たい映画があると
友人たちも同じように思っていたので
その映画を観に行くのは当たり前でした。
映画以外でもまったくおなじ。
だから、友人とは趣味や出かけたいところも
おなじだと思っていた私は、
東京に来てからその感覚が崩れ落ちたのです。
最初は「どーしていつも一人なんだろう？」
と淋しい思いをしていましたが
東京暮らしも長くなると
一人が当たり前になってしまいました。
誰とも趣味が合わないので、
行きたいところへは一人で出かけます。
そのうち、「お一人様」なんて言葉も流行り出して
一人行動は当たり前です。
千葉にある動物園にだって一人で行って、
動物たちにエサをやったり
パフォーマンスを見たりとか。
もちろん、洋服の趣味が合う人もいないので
ショッピングも一人で行きます。
アニメ映画やアウトドアってフツウの趣味だよね
友人になった人や知り合った人たちとは
趣味が合わないんです。
ある時ちょっと仲良くなった同僚に映画に誘われました。
そのときのお誘いの言葉が、
「私アニメ映画嫌だから、
一緒に〇〇の映画を観に行きませんか？」
私がアニメ嫌いに見えたのでしょうか。。。
アニメ映画、大好きなのに。
私はアウトドアも好きで、
地方にいた頃は夏になると海や川などに
出掛けていました。
一緒に行く人たちは、
友人、同僚、先輩、サークル仲間など、
接点のある人達も当然のようにアウトドアが好きでした。
ところが、東京で出会った人の中には
あまりいなかったです。
友人の中には、
「アウトドアや自然は嫌いだけど、
散歩くらいなら一緒に行っていいよ。」
と言ってくれる人もいました。
だけど、結局友人の都合でドタキャンに。
出会う人、出会う人、
すべて趣味が合わず。。。
アニメ映画やアウトドア好きって
特殊な趣味じゃないのに、
どうして出会わないのか今でも不思議です。
趣味の仲間はSNSでみつける時代？
やがてSNSが普及する時代へ。
異性との出会いを求めて
登山サークルへ一人で参加したところ、
私のようにネットでサークルを見つけて
参加している人がおおくて驚いたことがありました。
趣味はリアルな友人ではなくて
SNSを通して共通の趣味を持つ人たちと
楽しむ時代になったのかもしれない。
とそのとき思ったんです。
そういえば、駅などで
待ち合わせしている団体から
初対面らしき雰囲気が伝わってくることもありました。
今の時代は友人といっても
いくつかのグループに分かれていたりするんですよね。
- リアル友
- SNSを通しての趣味が合う友人
- サークルなどの仲間 etc
最後に
友人と趣味仲間は分けて付き合う
ようになってしまたのは、
- 私だけがそうなのか？
- SNSの影響なのか？
- 地方と東京のちがい？
- 年齢のせいなのか？
どうしてなのかはわかりません。
最初は違和感があって、
今では慣れてしまった私ですが
やっぱりリアルな友人と趣味や好みを
分かち合えたらいいなと今でも思っています。
