今朝、福島県沖で震度5弱の地震がありましたね。
我が家では2010年の東日本大震災直後から、地震に備えてライフラインに必要な食料などの備蓄をしています。
ちょうど賞味期限が切れる備蓄品が多くて、入れ替えの時期になった頃にまた地震が起きたので、やっぱりちゃんと備蓄をつづけようと改めて思いました。
備蓄品
我が家はけっこう備蓄している方だと思います。
二段階に分けて備蓄品をストックしています。
実際に地震で避難された方たちの話によると、最低でも、スマホ、スマホ用の充電器、水、高カロリーで簡単に食べられるお菓子、現金は持って避難すべきだそうです。
また、家庭での備蓄ですが、以前は3日分だと言われていましたが、最近では1週間となっています。
2010年の東日本大震災のときには、東京でも一時期でしたが、スーパーやコンビニから食料が売り切れてしまい、補充まで時間がかかったほどでした。
手に入らなくて食べる物がなくて困るとまではいきませんでしたが、被害が大きい場合は、人口が多い地域では深刻な問題になるかもしれませんので、やはり、最低でも3日~1週間分は備蓄しておいた方が良いと思います。
持出用
女性であることに加えて重い荷物をもつと肩や足の裏が痛くなるため、荷物は必要最小限にしたいとことです。
もし必要最低限のものしか持っていくことが出来ないとしたら、先述したようなものになると思います。
これは一部ですが、これだけでも結構な重さです(@@;)
- ペットボトルの水
- 簡単に食べる事ができるスナック菓子
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- タオル
- 現金
- 歯ブラシ
- コップ
- 充電器
- 懐中電灯、笛、ローソク
- 生理用品、常備薬、バンドエイド
- メモ帳、ペン、マジック
- 防災頭巾
- パンの缶詰
- 携帯ラジオ
- 家族写真
- 使い捨てカイロ
- マスク
- トイレットペーパー
- 下着、靴下
- 洋服
- タオル
- コンタクト
- 防寒対策用アルミの敷物
- 軍手
- 携帯用浄化器
- スリッパ
- ソーラーパネル携帯用
- エネループ
- 寝袋
これは携帯用浄水器です。
これを使うときはサバイバルになった時だと思っています。
そういえば、サバイバル用の本も持っています。
『冒険手帳 災害時にも役立つ、生き残り、生き延びるための知識と技術』
かざまりんぺい著
火の起こし方からはじまり、食べ物の調達の方法、野宿の仕方など、避難で、というよりも無人島などで生き延びるための本格的なサバイバル本です。
アウトドアに興味があるので、読み物としても楽しめます。
これは携帯用ソーラーパネルです。
たたむとコンパクトに(A5ノートくらい)。
ライフライン復興まで用
- 黒いビニール袋(トイレ用)
- トイレ用のポンチョ
- 給水用タンク数個
- アウトドア用鍋
- ペットボトルの水数ケース
- ソーラーパネル
- 使い捨てカイロ数箱
- 豆炭あんか
- カセットコンロ
- 食料
- 人力発電機
- サランラップ
備蓄品の試食
先日、備蓄品の試食をしたので、感想を書いておきます。
アルファ米
先月の職場での防災訓練でも、職場の備蓄が賞味期限切れということで、アルファ米の炊き出しがありました。
白米とドライピラフをいただきましたが、どちらも美味しかったです。
ですが、アフファ米にはお湯が必要なので、震災直後よりは少し落ち着いてから重宝しそうです。
お餅
こちらの備蓄は、賞味期限が切れたので先日食べました。
お水を入れてから1分でやわらかいお餅になりますので、すぐに食べることができて便利だと思いました。
ひと口サイズのお餅が12コ入っています。
お醤油ときな粉を買っていので両方食べましたが、個人的にはきな粉の方が美味しかったです。
お醤油は粉末の醤油が入っています。
きな粉には、きな粉とお砂糖を混ぜたものと、スティックのお砂糖が1本入っています。
きな粉といってもお砂糖の甘味の方が強いです。
大豆アレルギーのある方は、お砂糖だけふりかけて食べる事ができます。
どちらにも割り箸が1本ついていました。
どっちが美味しい?
お餅よりもアルファ米の方が美味しかったですが、震災の現場で簡単に食べることが出来て便利なのはお餅の方ですね。
ですが、時間がたつとアルファ米を食べたくなりそうです。
津波
津波と聞くと、波を想像して、その波が1メートルの高さになるのね、と思ってしまいがちですが、津波というのは波とちがって、大きな水の塊なんですよね。
だから波の高さが同じでも、海水の量は全然ちがうし力もちがうんです。
30センチくらいの津波でも歩けなくなるそうです。
30センチ・・・人が立つことができない
50センチ・・・人が流される
1メートル・・・車が流される
2メートル・・・木造家屋が全壊
地震慣れと経験者
震度3くらいでは慣れてしまって、また地震か~と地震慣れしてしまっている人が結構います。
私も、今朝も心配することなく寝てしまいました。
それに比べて、地震経験者はすごいな、と思ったことがありました。
2010年の東北大震災が起きた当日、同僚が関西からのお客様たちと打合せがあり、地震が起こった時はちょうど休憩中だったそうです。
休憩中ということで、隣の会議室に関西からのお客様、同僚は上司たちと一緒に打合せをしていたそうです。
そこで地震が発生したのですが、揺れているのに誰も地震に触れることなく、打合せを続けていたのですが、あまりにも揺れるのでやっと打合せを止めて、隣の会議室のドアを開けたら、そこにいるはずの関西からおお客様たちの姿がこつぜんと消えて、カバンと背広などが散乱していたそうです。
なんと、揺れた直後にカバンも背広もおいたまま、体一つで東京駅へ向かい、新幹線に飛び乗ったとのことでした。
阪神淡路大震災を経験している人達は体一つで逃げて、他の人達は揺れているのにしばらくは打合せをつづけていたというのです。
最後に
地震慣れしてしまい、また揺れているくらいにしか思わなくなっているので、先述の関西のお客様たちの判断力と俊敏な行動力を見習いたいと思いました。
そしてこれからも備蓄品は揃えておこうと思いました。
その時はどこにいるかもわからないし、その時次第ですけどね。
ですが、備えあれば憂いなしです。