友人関係って、人によってルールみたいなものがあるもなんだ、
と大人になって知った。
私の場合は、気が合って一緒にいると安心する人。
なんとなく自然に友達になるパターン。
こんな友人がほしい。
とか思ったこともない。
だから、人によってルールみたいなものがあると知った時かなり驚いた。
ある時、友人Cが、友達のAさんとBさんについて語り出した。
AさんはBさんのことを裏切ったり辛いことをしているとのことだった。
私としては、AさんとBさんの友人関係はもうないのだと思ったところ、
友人:「Bさんは他に友達がいないから、これからも友人でいると思うよ。」
私:「えっ、他に友達がいないからって、そんな相手と友人関係をつづけるわけ???」
と私はびっくりしたのだった。
ということは、私にその話をした友人もそんなタイプなのか、と思った。
そう言えば、私が26歳で東京へ引っ越して来た時、 東京に友人や知人すら一人もいなかった。
東京に住んで数ヶ月後、その友人Cとの会話の中で 「東京には友達いないから」と私が言ったことがあった。
その後、Cと共通の友人と話しているとき、
「Cちゃんが、●●ちゃん(私のこと)、友達いないんだって。」 と言ってたよ。
と会話に出て来た。
そのニュアンスから、知らない街に引っ越してすぐに友達ができないみたいだね、 みたいな感じではなく、
友達がいないだなんて、、、
友達ができないだなんて、、、 大丈夫?
という感じを受けた。
そう言えば、以前、いじめられているのに、他に友達がいないから友人関係をつづけるはず、ってCが言っていたことを思い出した。(上述した話)
その後、Cも知らない街へ単独へ引っ越しをした。
彼女の話から、積極的に声を掛けて 友達を作っているようだった。
友達がいないってそんなに変?
寂しいから。
友達がいないと変な人に思われるから、
なんて理由で私は友達をつくったことはないし、 これからもない。
それに、そんな理由で近づいてくる人と友人関係になりたいとも思わない。
淋しさを埋めるため、 世間体を気にして友達を求めてくる人って、
その時点で他人に依存しているし、
他人の視線が気になっているし、
本気で生きていないし、
他に寂しさを埋めてくれる人がいたら簡単にそっちに行っちゃいそうだし、
そんな友人関係を今までも、これからもつづけていくなんて 共鳴できない。
それと真逆に、 「友達なんていらない」と発言したことのある著名人に、 タモリさんや本木雅弘さんがいる。
二人とも寂しそうに見えますか?
いいえ、その真逆でとっても人生を楽しんでいそう。
私は10代や20代の頃は、友達が大切だった。
家族よりも友達優先。
飯島愛さんもそうだとTVで仰っていたことがあって、
「若いときは友達が大切だと思ってたけど、 家族だと気がついた。私はバカだった。」 みたいなことを語っていた。
私の場合は、30代頃から、頭ではわかっていたけど、 心ではっきりと思い知ったのはここ最近だもの。
遅いけど、気がついてよかった。
家族が大切だと気がついたら、寂しさから友達を求めたり、世間体から求めたりしなくなる。
だって家族の存在は最強だもの。