思ったこと

本音でなんでも話すことができる友人とは

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本音でなんでも話せる人が一人でもいるとあなたは幸せです。

 

と聞くけれど、私の経験も踏まえて書いていきます。

 

友人関係

 

あなたは本年でなんでも話せる友人がいますか?
本音ってどういうことなのでしょうか?
「なんでも」って本当になんでもなのでしょうか?

 

  • 他の人へは言えないことも話すことができる
  • 世辞ではなくて心に思ったことを偽りなく話すことができる

 

こういう相手のことをいうのかな?

 

なんでも話すことができる相手

 

高校時代の友人に

 

「K子があなたにならなんでも話せるって言ってたよ」

 

と言われたことがあった。

 

そう言われて、自分ではK子が私に対してオープンになんでも話せる相手なのだと知って、ちょっと意外だった。

 

ま、確かに、両親が離婚しそうだと話してくれたこともあった。

 

そのとき、K子は悩んでいたようだったので、誰かに気持ちを解放したくて、その相手が私だったのかもしれない。

 

なんでも話すことができる関係と言われると、すっごい仲良しで大の親友のように思われるけど、実はそんなこともない。

 

社会に出てからは、K子は私とならいつでも会えると思っているので、他の友人やママ友との約束を優先していた。

 

ある時は、数年振りにメールが来たかと思ったら、目の治療で手術して今入院中とのことだった。

 

私は、目を使わない方がいいからメールは控えた方がいいと思う。

 

と返信したけど、不安と寂しさがあったようで、メールは数回におよび往復した。

 

その後、退院したようで、それからはメールも電話も連絡はなかった。

 

だから、元気に過ごしているのだろうと解釈することにした。

 

K子はいつもこんな感じだ。

 

これは、何でも話せる友人なのだろうか?

 

友人というより、親に近いと思うのだけれど。

 

子供が連絡をくれなくて、、、特に息子はマメに親と連絡をとらない人が多いので、数ヶ月とか数年振りに、まるで寅さんのように、ふらりと戻ってきても家族は「お帰りー」と笑顔で暖かく迎える。

 

K子が寅さんで私が寅さんの家族のような関係みたいだと思った。

 

けど、私はK子に対しては寅さんや寅さん家族の関係は感じられない。

 

K子は一方的に私にはなんでも話すことが出来るようだけど、私はそうでもない。

 

何でも話せるからと言って、お互いに何でも話せる友人関係なわけではないのだ。

 

けど、きっとK子にとって私という存在は、寅さんの家族のように、忘れた頃に連絡をしても暖かく迎えてくるヤツなのかもしれない。

 

お世辞はNG

 

同僚の一人が、先週末、一人暮らしを始めた友人のマンションへ遊びにいったと話してくれたことがあった。

 

もう一人の共通の友人と二人で遊びに行き、3人でカレーライスを作ったそうだ。

 

そのマンションに住む友人がにんじんを包丁で切ってたのを見て、頭の部分をざっくりと切り捨てるのを見て、もったいない切り方だと思ったとのこと。

 

もう一人の友人と顔を見合わせて「もったいないよね」と無言で確認し合ったと言っていた。

 

私は、えっ、その場で言わないの?

 

その切り方贅沢~。
もったいない~。
私だったら使う~。

 

とか言わないの?と思った。

 

というのも、私の友人関係では、そんなことがあった場合、みんな相手に言うので。

 

そんな友人関係って楽しいのかな?と思った。

 

カニサラダに大声をあげた友人

 

お料理絡みということで、以前、一人暮らしをしている友人のマンションへ6人の友人たちが集まり、みんなで夕食を摂ることになった。

 

その時、一人の友人が仕事で送れて到着するというので、私たちだけでスーパーへと買い出しに行った。

 

適当に見繕って帰宅後、食事の用意をしているとことへ、遅れてその友人が到着した。

 

私達が買ってきた食材を見て、その友人が開口一番に、

 

「なんでカニサラダなんて買ってきたのよーーー!」

 

と大声をあげた。

 

子持ち主婦でパートをしている友人は倹約しているので、なるべくコストを下げた食材を選んで欲しかったとのことだった。

 

ダサいベストを着てご満悦な友人

 

友人2人と旅行へ行くことになり、駅で待ち合わせをした。

 

そのとき、友人Nが中高年が着るようなデザインの決しておしゃれとは言えないベストを着ていたので、

 

「そのベスト、、、」

 

と言いかけたら、

 

Nは私の言いたいことを察知しかのように、

 

「お店に入ってすぐにお洒落だと思って買ったんだよね~。」

 

と言い始めた、と思ったら、もう一人の友人Hも

 

「うん、うん、いいよねー。」

 

とお世辞を言った。

 

私は、そうは思わなかったので。

 

「へー、そうなんだ。」

 

とだけ言ってその話は終わった。

 

それから10年くらいが過ぎて・・・

 

Nは、

 

「一時期、洋服のセンスがひどくなった時があった。」

 

と語り始めた。

 

私が、

 

「あの頃だよね?」

 

と言うと、

 

「そうそうそう。」

 

と大笑いした。

 

その場にはHもいたので、

 

「あのベストを見たときは、どうしたのかと思ってびっくりしたよー。だけど、Hもお世辞言っちゃってさー。」

 

と私が言うと、Hはあれはお世辞だったと認めるように笑い出した。

 

3人とも、あの日の出来事をちゃんと覚えていたのにも笑えてきて、

 

ダサいときは正直に教えてあげた方がいい、と確信したのだった。

 

まとめ

 

カニに大声をあげた友人やベストのときの友人など、一緒にいるとリラックスできる関係である。

 

だからと言って、何でも話せる相手ではない。

 

なんでもかんでも話せる相手って、先述したK子のように、一方的に家族のような安らぎを求めているのかもしれない。

 

お互いに家族のように想い合えればいいとは思うけどね。

 

だから、世間でいう、なんでも話せる相手がいると幸せだ、という言葉を聞いて、自分にはそんな相手がいない、と悩むことなんてない。