出典:pixbay
清水富美加さんが芸能界を引退して出家されるとか。
芸能界、特に女優さんは合わないのでは?と思いました。
人気あっての仕事ですからね。
好きな仕事でも向き不向きがある
やりたくない仕事をやらされたり、
握手会で手に汗をかいたおじさんが
怪しい握手の仕方をしてくるとか、
写真集やDVDをどんなふうに見ているのか、、、
と思うとイヤだとか。
これでは芸能界ではお仕事できないですね。
アイドルは、デビューしたての頃なんて
見た目が気持ちの悪い男性のファンが多いですしね。
学生時代に住んでいた地域では、
東京からアイドルが営業に来ていたことがあったので、
友人と時々立ち寄っていました。
その時見かけたアイドルで今でも活躍中なのは松田聖子さんです。
まだデビュー当時だったので、
目の前の至近距離でステージを見ることができて、
今思うとラッキーだったと思います。
松田聖子さん以外にもデビュー間もない
アイドルを見に立ち寄っていましたが、
当時の印象では、デビュー当時の女性のアイドルファンは
気持ちの悪い男性が多かったです。
(ごめんなさい。その時の印象です。)
それでもアイドルたちは笑顔で接していて、
すごいな、えらいなーと思いながら見ていました。
「嬉しい」と答えた小泉今日子さん
小泉今日子さんは、
自分の写真集を買った男性が
自宅でニヤニヤしながらページ見ていたらどう?
というインタビューを受けたとき、
「うれしいです。」と答えていました。
私は「イヤだ、気持ち悪い」って思ったんですよね。
さすが、なんてったってアイドルの小泉さんです。
握手会では、自分の●間を握りしめた手で
アイドルと握手するファンもいるんです。
それでもニコニコとお礼を言いながら
握手をするのもアイドルの仕事です。
清水富美加さんは写真集も握手会も抵抗があるようなので、
精神的負担があったのだと思います。
芸能界で売れるための手の内って?
吉田羊さんは、
今のマネージャーさんに声を掛けられたとき、
「売れるための手の内をすべて話してくれたので信用できると思った。」
とアナザースカイで今田さんにお話ししていました。
今田さんは、
芸能界で売れるための手の内をご存知なのか、
NG内容のためか知りませんが、スルーされていました。
役者になりたかった過去
私が小泉今日子さんのインタビューのことを覚えていたのは、
彼女の答が印象に残っていたから。
というのも、役者になりたかった時期があったので。
10代後半から地方の劇団のメンバーになって2
0代前半までお芝居をしていたことがあるんです。
「役者になりたい」と思っていたし、
周囲からも「東京へ行って役者になれば!あなたならなれるよ!」
と言われたことがあったり、街で声を掛けられたこともありました。
だけど、役者になりたくて上京することはやめることにしたのです。
その理由は、お芝居や舞台や映画は大好きだけど、
私にとっては犠牲になることが多いと思ったからです。
偶然TVで見た舞台の上で、
女優さんが上半身裸で男優さんに上半身の一部を舐められていました。
映画でも男優さんと絡んだりして、
こんなことしたくないなーと思って、芝居が大好きでも、
なんでこんなことしなきゃいけないんだろう?って思ったんですよね。
それに、仕事をもらうために
自分を売らなきゃいけないのも私には
耐えられないことだと思い、役者の道は断念することにしたのです。
素人劇団でした
劇団の仲間内では、
東京に行って役者の道を目指したいなんて
話が出たことはなかったですが、
私があきらめた後で、
一人の女性が役者を目指して東京へ行ったことを知りました。
仲間の一人の男性が、
「あいつ、結構女らしい体つきしてるから、プロデューサーとか、関係者の男には気をつけろよ。」
と言っておいたと話してきました。
彼女はその後どうなったのか、
今もTVなどで見かけることはありません。
というか、顔も名前も記憶の彼方だから、
地方の劇団にいた話をしてくれないとわからない。。。
役者への道をあきらめて、
若かりし頃素人劇団にいたことがある話をした時に、
「劇団にいたなんて言っていいの?」
と驚かれたことがありました。
「だって、劇団って●売って役もらう世界だから。」
「えっ、私がいたのは素人劇団だよ。」
「劇団にいたなんて言わない方がいいよ。」
「素人劇団なのに、●を売るわけなんてないじゃん。」
素人劇団でさえ世間からはそんなふうに思われているなんて、、、
その人の考えすぎだと思いたいです。
最後に
芸能界で生きていくのに大切なのは向き不向きが左右します。
どんなにお芝居が上手でも、人物として魅力的でも
向いていないと精神がやられてしまいます。
真面目な女性ほど苦しくなる世界だと思います。
恋人でもない相手とキスしたり絡んだりしても平気で、
気持ち悪いおじさんとも平気で笑顔で握手をして、
自分の水着写真集を見てニタニタしているおじさんに
対してもうれしいって思えないとやっていけない世界。
引退と出家のことで騒がれていますが、
アイドルや女優さんの仕事をするうえでの一面も
わかったのではないかと思いました。
仕事が好きでもその仕事をするにあたって
向いていない業種ってあるんですよね。
特に芸能界ってその傾向が強いです。
せっかく事務所に入っても、向いていないと辞める人もいますから。
有名無名に関係なく芸能界で活躍されている人ってすごいなーと思います。