出典:pixbay
浅田真央選手の引退報道が流れてから、
ニュース番組もネット上も真央さん一色でしたね。
さすが国民的人気選手です。
幼い頃から活躍されていたから
自分の子供のように見守っている人たちも多いですよね。
国を超えて多くの人に愛されている真央さんですが、
天使、ピュアなどの愛され要素に加えて
自分と向き合う力、その姿勢に惹きつけられます。
自分を生きている人の姿に魅了される
先日書いた、
わくわく生きよう!
を実践している人が増えてきました。
わくわくとは
自分自身の人生を生きよう!
という解釈もあるわけです。
自分自身の人生をわくわくしながら生きることは
自分にとってもわくわくなわけですが、
他人にも影響を与えるんですよね。
真央さんはなぜ人を魅了するのか
まさに浅田真央さんはそのような方だと思います。
選手なので、他の選手に勝ちたい意識は
あって当然然ですが、
他の選手に勝とう!
というより、自分自身へ
挑戦されているイメージの方が強いです。
自分自身と実直に向き合っている人って
パワーが強くて惹きつけられます。
この世の中、
他人と比べる人が多い中、
真央さんはひたすら自分と闘っていた
自分へ挑戦し続けていた印象があります。
毎回、真央さんの演技を見ていたわけではないけれど、
というのも、見れなかったのです。
母親が、
「ドキドキして見ることができない。」
「もし転んだりしたらかわいそう。」
などと言うので、真央さんが出るときはチャンネルを変えていたので。
だから、毎回見ていたわけではないけれど、
ひたすら自分自身と向き合って並々ならぬ努力を
毎日されていたんだろうな、と。
もちろん、他の選手や他の種目の選手も
日々、私などの想像を絶するような
練習を繰り返しされていることは当然のことだと思います。
だけど、真央さんからは、
その想像を上回るくらいの努力をされている
ように感じるんですよね。
日本に、真央さんのような女性が
存在することは誇りだと思うくらいです。
真央さんが苦手な上司
このブログにも時々登場する上司ですが、
真央さんが苦手なんだそうです。
異性としてタイプではない。
ではなくて、とにかく苦手なんだそうです。
外見が自分好みじゃなくても、
人としてとか、その人のやってきたこととか
そのような面を考慮する余地もないみたいでした。
人の価値観は様々だし、
好みもあるので、とやかく言うつもりはないのですが、
その上司のような価値観が不思議でなりません。
私も特別スケートファンなわけではありませんが
人として、すばらしい方は尊敬します。
観客は何に感動するのか?
他人と比べて勝利したときと
自分自身と向き合って勝利した時とでは
こみ上げてくるものに違いがあると思うんです。
私ごときで恐縮ですが、
芝居やダンスをやっていたとき、
ズレを感じたことがありました。
舞台に立つと、お客さんが見てくれますよね?
それが快感で舞台に立ちたい
と思う人が多かったのです。
すごく意外だったんです。
見られることが快感で舞台に出ていると
いいものを表現することは出来ないので。
舞台に立つことは、
自分との戦で、舞台はその集大成だったので。
見ているお客さんは、
人に見られる快感を求めて表現している人には
感動しないものです。
人に見られる快感を求めて表現している人の視線の先には
観客が映っていますが、自分自身と向き合って舞台に立っている
人の視線の先には観客は映っていないものです。
と私は思っています。
人は、自分自身と向き合っている人から
放たれるエネルギーに感動するのだと思います。
最後に
真央さんの魅力は
たくさんありますが、
妥協せず、極限まで自分自身へ挑戦された
姿に感動したし印象に残っています。
自分自身と向き合って、
自分へ挑戦する姿勢は他人を惹きつける力があります。
他人と比べることをやめて
自分自身と向き合う人が増えれば
いじめもなくなるし、
マウンティングする人も減るはずです。